「腰や背中がピキッ！」その痛み、何が起きているの？

ふとした動作で、「ピキッ！」と腰や背中に走る痛みを感じたことはありませんか？

重いものを持ち上げたとき、朝起き上がるとき、ちょっと体をひねった瞬間などに、急に痛みが走るとドキッとしますよね。

今回は、このような「ピキッと走る痛み」の原因や対処法を分かりやすくお伝え致します。

「ピキッ」という痛みの正体は？

実はこの痛み、多くの場合は筋肉や靭帯（じんたい）などの軽い損傷によるものです。

専門的には「急性筋・筋膜性腰痛」や「筋・靭帯性ストレイン」と呼ばれます。

例えば、

• 重い荷物を持ち上げた

• 長時間同じ姿勢でいた

• 急に体をひねった

といったちょっとしたいつもと変わらない動作で、筋肉や関節周囲の組織に微細な損傷が起こり、ピキッとした痛みが出ます。

 もう少し深い原因 ― 関節や椎間板のトラブルも

筋肉以外にも、腰や背中の奥にある

• 椎間関節（ファセット関節）
  ＊赤丸が椎間関節
  
  

• 椎間板
  
  などの構造が「一瞬ズレる」「ねじれる」ように動いて、関節包や神経を刺激することでも痛みが出ることがあります。

これは「セグメント性不安定」や「椎間関節性腰痛」と呼ばれ、腰椎の一部が瞬間的に“バネのようにたわむ”ことが痛みの原因になると報告されています。

放散痛やしびれがあるときは注意！

「ピキッ」とした痛みに加えて、

• 太ももやふくらはぎにしびれや痛み、力が入りにくい、排尿や排便の異常
  などがある場合は、椎間板ヘルニアや神経根の圧迫が関係している可能性があります。

この場合はお早めにご相談下さい。
当院で施術できるもの、できないものを診せていただきアドバイスさせていただきます。

「危険サイン（レッドフラッグ）」
以下のような症状がある場合は、筋肉痛ではなく骨折・感染・腫瘍などの重い病気が隠れていることもあります。

• 安静にしても夜間も痛い

• 発熱を伴う

• 体重が急に減った

• 過去にがんや骨粗しょう症がある

こうした症状があれば、病院を受診して下さい。
精密検査を受ける必要があります。

 対処法と予防のポイント

 急性期（発症直後）

• まずは無理に動かさない

• 痛みが強いときは冷やす

• 数日して痛みが落ち着いてきたら、軽いストレッチや歩行で血流を促します
  痛みの回復に大切なのが血液循環です！
  運動こそが”万能薬”です！
  
   慢性化を防ぐには体幹（コア）筋の強化、正しい姿勢・動作の習慣、長時間の座位を避ける

• 荷物を持つときはひざを曲げるのではなく股関節を曲げて腰の負担を減らす！
  ＊腰を痛めやすい持ち方
  腰が丸くなっている、膝を曲げすぎている→理想はすねが前に傾き過ぎない。
  
  ＊腰を痛めづらい持ち方
  ひざを曲げるのではなく、股関節を曲げることが大事！
  両足を揃えず腰を丸めないように持ち上げると良い。
  股関節をうまく使えるようにする為には、股関節の柔軟性が必要です！
  
  

再発を防ぐには、「筋肉を鍛える＋正しい動き方」を身につけることが重要です。

まとめ

「ピキッ」とした痛みは、たいてい軽い損傷から始まりますが、放っておくと再発や慢性化の原因になることも。
無理せず、痛みのサインを早めにキャッチしてケアすることが大切です。

ピキッという痛みに当院のアプローチ！
１：筋膜性の痛みには→筋肉専用ローラーで筋膜リリース！
当院の究極の筋膜リリースは、筋肉を包む“筋膜”やその周辺の結合組織（ファシア）に対して、職人が手掛けた筋肉専用ローラーを使用し「滑りの悪くなった筋膜を整える」「緊張を緩める」「痛みの原因となっている軟部組織の過緊張を軽くする」という目的で行われる施術法です。

２：急な痛みの除痛にレーザー施術
・痛みの除痛作用が期待できます
筋肉だけでなく、椎間関節の滑膜炎（炎症）に対してのアプローチができます。
・痛めている組織の回復を助けます
・神経の働きを良くします

院長　善林　伸介（ぜんばやし　しんすけ）
＜国家資格＞
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます！




※少年野球チームにてご依頼を受け
ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
希望チームはお気軽にご連絡下さい。

＜当院実績＞
水泳ジュニアオリンピック優勝選手，水泳インターハイ出場選手，水泳国体出場選手，社会人野球選手，野球独立リーグ選手，甲子園出場選手，水泳ジュニアオリンピック選手，高校サッカー選手権出場選手，女子サッカーインターハイ出場選手，Fリーグ（フットサル）プロ選手
女子フットサル東京代表選手，野球Ｕ-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

＜メディア紹介＞

報知高校野球　２０２５／3月号

輝け甲子園の星　２０１８　３月号

ドラフト２０１５＆輝け甲子園の星ここをクリック

元ジャイアンツ・ベイスターズ駒田さん対談記事はココをクリック