腰痛の原因は腰だけじゃない?股関節の硬さと骨盤の動きの意外な関係
腰痛の原因は腰だけじゃない?股関節の硬さと骨盤の動きの意外な関係
健康情報 Vol.1|北方はりきゅう接骨院
腰痛がなかなか改善しない。マッサージを受けると楽になるけれど、しばらくするとまた痛くなる。
そんな経験はありませんか?
腰痛というと、腰の筋肉や背骨に原因があると思われがちですが、実は股関節の柔軟性や骨盤との連動性も関係していることがあります。
今回は、股関節の硬さが腰の動きにどのような影響を与えるのか、最近の研究を交えて分かりやすく解説します。
① 股関節は身体を動かす重要な関節
股関節は、骨盤と太ももの骨をつなぐ大きな関節です。
歩く、しゃがむ、立ち上がる、身体をひねるなど、日常生活のさまざまな動作に関わっています。
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これらの動きが十分に発揮できることが、身体全体のスムーズな動作につながります。
② 股関節が硬くなると腰が代わりに動く?
例えば、床に落ちた物を拾うとき。
本来、股関節を曲げる動きと、骨盤・腰椎の動きが協調して身体を前に倒します。
ある関節の動きが不足した際、別の部位が動きを補うことを「代償運動」といいます。

腰椎が動くこと自体が悪いわけではありません。腰椎にも本来必要な動きがあります。
大切なのは、股関節・骨盤・腰椎がそれぞれの役割を果たしながら、無理なく連動することです。
③ 最新の研究でも股関節と腰痛の関係が報告されています
2024年に発表されたシステマティックレビューでは、54件の研究を分析し
研究では、腰痛のある方に股関節の可動域や筋力、身体の動かし方の違いが認められました。
このことから、腰痛を評価する際には、腰だけでなく股関節の機能にも目を向けることが重要と考えられます。
ただし、股関節の硬さが腰痛の直接的な原因であると証明されたわけではありません。
腰痛にはさまざまな要因が関係するため、一人ひとりの身体の状態を確認することが大切です。
④ 股関節と骨盤はチームで動いている!
股関節・骨盤・腰椎は、互いに関係しながら動いています。
例えば、歩行中に脚を後ろへ運ぶときには、股関節の伸展が必要です。
股関節の伸展が制限されていると、骨盤の傾きや腰椎の動きによって補う場合があります。
また、身体をひねる動作でも、股関節の回旋運動と骨盤・体幹の動きが協調することが重要です。
つまり、腰痛を考える際には、腰だけでなく、股関節と骨盤の動き方にも目を向ける必要があります。

⑤ 股関節は柔らかければ良い?
股関節は、単に柔らかければ良いというわけではありません。
大切なのは、柔軟性・筋肉の働き・身体の連動性の3つです。
お尻には、中殿筋・小殿筋・大殿筋という重要な筋肉があります。
これらの筋肉は、骨盤の安定や股関節の動きに関わっています。
筋肉が硬くなって動きが制限される場合もあれば、筋力や筋肉の働きが低下している場合もあります。
大切なのは、筋肉を柔らかくするだけでなく、必要なときに適切に働ける状態を目指すことです。
股関節・骨盤・腰椎がスムーズに連動することも、身体の動きを考えるうえで重要です。
⑥ ご自宅で意識してほしいこと
股関節の柔軟性や動きを維持するためには、日常的に身体を動かすことが大切です。
特に意識していただきたいのは、「ほぐす・動かす・支える」の3つです。
股関節の柔軟性を保つだけでなく、さまざまな方向に動かし、お尻や体幹の筋肉を適切に働かせることが重要です。
運動は無理のない範囲で行い、痛みが強くなる場合は中止してください。
毎日の小さな積み重ねが、股関節の動きを維持し、快適な日常生活につながります。
⑦ 北方はりきゅう接骨院が大切にしていること
当院では、腰痛に対しても痛みのある場所だけでなく、股関節・骨盤・腰椎の動きや筋肉の働きを確認することを大切にしています。
目指しているのは、痛みの軽減だけでなく、身体がスムーズに動く状態を取り戻すことです。
一人ひとりの身体の状態に合わせて、関節や筋肉への施術と運動を組み合わせ、日常生活やスポーツを快適に楽しめる身体づくりをサポートしています。
また、股関節・骨盤・胸郭・肩甲骨の動きを重視した「1日30分サーキットストレッチ」もご案内しています。
腰だけでなく、身体全体の動きから考える。
それが北方はりきゅう接骨院の施術方針です。
腰痛や股関節の動きでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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参考文献
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Pizol GZ, Miyamoto GC, Cabral CM. Hip biomechanics in patients with low back pain, what do we know? A systematic review. BMC Musculoskeletal Disorders. 2024;25:415.
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Links between the Hip and the Lumbar Spine (Hip Spine Syndrome) as they Relate to Clinical Decision Making for Patients with Lumbopelvic Pain. 2019.
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George SZ, et al. Interventions for the Management of Acute and Chronic Low Back Pain: Revision 2021. Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. 2021.
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