野球肘における神経障害
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野球肘における神経障害

こんにちは。
今回は「野球肘における神経障害」について簡単にお話させていただきます。


野球肘痛い場所はどこか?


野球肘における神経障害は肘内側にある「尺骨神経(しゃっこつ)障害」が多いです。
小指、薬指にしびれがでることもあります。
投げているうちにしびれが出てしまう選手もいます。
どの部分で神経が絞扼(こうやく)されるか・・・?
※絞扼とは・・・しめつけること。組織や血管などが圧迫される状態をいう。


3つの絞扼場所があります!

・Struthers’arcade=ストラザーズアーケード

上腕骨内側上顆より近位に存在する筋膜様トンネル
尺骨神経を圧縮する可能性のある腕の遠位端に見られる筋肉張りのバンドを言います。


・肘部管(ちゅうぶかん)
上腕骨、靭帯、筋膜・腱膜によって構成された肘関節の内側にあるトンネル状の構造です。
その中を尺骨(しゃっこつ)神経が通っています。
肘部管症候群とは、肘で尺骨神経に圧迫や牽引などが加わって、生じる神経の障害をいいます。

Osborne’s ligament=オズボーン靭帯
尺側手根屈筋の尺骨頭と上腕頭を結ぶ繊維性靭帯をOsborne 靭帯といいます
野球選手に多くみられ、投球動作を繰り返すことによって膜が固くなり障害を発症させます。




尺骨神経障害の要因

・絞扼性神経障害
上記のイラスト3つの部分

・外反ストレスによる牽引
ボールを投げる時は1球ごとに外反ストレスがかかります。
外反ストレスがかかると内側は引っ張られる(牽引)ストレスが働き神経障害の要因になる。


・上腕三頭筋内側頭部の肥大
筋繊維が肥大し体積が増加することを筋肥大といいます。
上腕三頭筋が発達し過ぎて尺骨神経の障害が起こると言われているようですが現在は

上腕三頭筋の筋トレによって構造上の異常が生じて神経障害に繋がると考えもあります。
個人的には後者のケースが多いと考えています。


・神経の亜脱臼による摩擦
神経が圧迫されたり引っ張られたりして神経がある場所からズレてこすれることで生じる障害。

・骨棘(こつきょく)
※骨棘とは・・・骨の増殖によりできたトゲのこと。
下記のイラスト
尺骨鉤状突起(しゃっこつこうじょうとっき)に骨棘ができて尺骨神経障害になる。



<検査方法>→上記の写真と同様のポーズをとる。
肩外転+肘最大屈曲+手関節最大背屈を行う。
→その後,頚部側屈を加える

下記の症状がある場合は要注意!

・左右対称の動作ができない

・肘内側に疼痛が生じる

・尺側や小指が痺れる

・上腕内側や肘内側が突っ張る症状がある

<当院の野球肘神経障害に対しての治療戦略>
目的は下記4つです!

・疼痛(とうつう)軽減
痛みの軽減

・神経浮腫(しんけいふしゅ)
神経が障害されてむくむ。

・神経の滑走性(しんけいのかっそうせい)
神経が正常に動くことができないこと。
圧迫や摩擦により痛みやしびれが起きる状態のことを言います。

・癒着(ゆちゃく)の改善
※癒着とは・・・本来分離している組織が炎症のためくっつくことを言います。
尺骨神経とその周囲にある筋肉、組織の癒着を剥がすことで痛みやしびれが軽減します。

<疼痛・神経浮腫・神経滑走不全、癒着解消させる施術をご紹介!!>
①究極の筋膜リリース
当院では数種類の特殊ローラーを駆使してマッサージでは筋膜リリースが難しい部分をリリースできます!
特に神経の3つの絞扼場所は筋肉、靭帯の付着部は組織が付着部障害を起こしやすい部分です。
ここの繊細な部分をリリースできるのが当院の強みです!!
疼痛はもちろん神経の滑走性不全や癒着に対しても有効な手段です!




短時間で揉み返しなく浅層筋、深層筋もリリースできるから素晴らしいんです!
施術前と施術後の変化と効果の違いを実感いただいております。


骨の縁には極細リリースローラー!!
手では難しい場所、尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)始め屈筋群付着部の拘縮、癒着、付着部障害に対してリリース!
UCL(肘内側側副靭帯)を守ってくれる円回内筋群をリリースして筋肉を働きやすくしてケア!
リリース後には指先に力が入りやすくなる(筋出力)のが実感できると思います!




ピンポイントで付着部リリース!
神経の滑走性を良くするリリース。
癒着を薄皮1枚1枚剥がすようにリリース!


②低出力超音波(リーパス)

リーパスとは・・・
低出力超音波のことを言います。
通常の筋肉に当てる超音波とは違い骨折や軟骨修復の再生に適した1.5MHzの出力で熱を与えない治療ができるところに優れています。
また筋・腱・靭帯の修復にも優れています。

・リーパスにおける微細な振動は炎症を悪化させることなく腫脹を軽減させることが特徴です!!
神経浮腫や神経の滑走不全にも最適な手段です!

・リーパスは骨折部の骨癒合期間を約40%短縮されることから野球肘疲労骨折の治療にも利用されています!

・関節軟骨の破壊抑制(軟骨のすり減りを防ぐ)

関節軟骨の再生⇒変形性疾患(変形性股関節症、変形性膝関節症、変形性指関節症)
CCN2(結合組織成長因子)が増加することで再生力を高める

・成長痛による骨の痛み(オスグッド病(ひざ痛)、セーバー病(かかと痛)など。

・変形に伴う軟部組織(靱帯、関節包、脂肪体)の拘縮予防

③痛みに即効性レーザー治療
当院の半導体レーザーは無痛で最高出力180mWに加え60秒間連続照射をピンポイントで素早く「痛みの深部」に浸透させることが可能です!
3つの神経の絞扼場所に当てることで痛み、しびれ、腫れを軽減させる。
・痛めている組織の回復を早める。

・炎症を抑える。

・腫れをひかせる。

・神経の働きを正常に戻す。


上記では神経障害に対して局所的なお話ばかりさせていただきました。
ただここで大事なのは何故肘の尺骨神経組織に問題が起きたのか?が大事です。

・ただ投げ過ぎ、使い過ぎで起きたのだろうか?

・股関節が硬いがために上体投げになっていて肩・肘に問題が起きた?

・胸郭が硬く肩甲胸郭関節の機能が悪く肘に負担がかかっている?

・肩甲上腕関節の機能が悪く肘に負担がかかっている?

など。上記の部分は大事なポイントになります。

野球肘でお困りの方はお気軽にご相談下さい。


野球少年~シニアの方まで人気です!

人気の秘密はとにかく”機能”(動き)が良くなるからです!!
野球肘に大切な機能→①股関節、②骨盤、③胸郭、④肩甲骨を徹底的にストレッチを行えます。
それもただのストレッチではなく股関節と骨盤、胸郭と肩甲骨というように”連動”させてストレッチができるマシンなのです!
またインナーマッスル(深層筋)とアウターマッスル(表層筋)両方を働きやすくすることができるマシンです!

※インナーマッスルは関節を安定させてくれる筋肉です。(関節がズレたり脱臼しないように求心位に保つ筋肉。)
アウターマッスルは関節を大きく動かしパワー(力)を発揮してくれる筋肉です。


院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しいで”変化と効果を実感”できる施術を心がけています。

成長期の学生にケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!






 



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