野球肘に対する注射療法とは・・・
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野球肘に対する注射療法とは・・・

こんにちは。
今回は野球肘に行われる注射療法について簡単に解説させていただきます。
また注射を行えない接骨院=当院での注射の代わりとなるアプローチ法を簡単にお話致します。

野球肘に対する注射療法は3つです。

1:関節内と腱・靱帯付着部に対しての注射
これには3つの種類があるそうです。
①局所麻酔剤⇒患部に局所麻酔剤で「除痛」を目的に行われています。
②ヒアロルン酸製剤⇒「関節内の痛みの軽減、運動時の痛み」を和らげるのを目的に行われています。
③ステロイド製剤⇒痛みが強い場合には「炎症を抑制」を目的に行われています。



2:ハイドロリリース注射=筋膜リリース注射
生理的食塩水の入った注射をエコー画像を見ながら打ち筋膜、血管、神経の周りある筋膜を剥がす。
痛みやつっぱり感を取り除くのを目的に行われています。
※当院ではハイドロリリースの変わりはトリガーポイント鍼施術で対応しております!


3:PRP療法(自己多血小板血漿注入療法)
自分の血液中に含まれている血小板を利用した再生医療。
血小板の成分だけを高い濃度で抽出し注射する治療。
※血小板には組織修復(自然治癒力)を促進する様々な成長因子、サイトカインなどの分子が多く含まれています。
これらの分子が損傷した組織の修復が促進され「早期回復」「痛みの軽減」の効果が期待できるようです。
肘・膝、靱帯損傷、骨折などの治癒を高める目的で行われています。



当院では病院(整形外科)とは違い注射が行えないので野球肘(局所施術)には3つで対応しています。

1:痛みに即効性レーザー施術
野球肘で痛みの出やすいポイント
骨と靭帯の付着部に対してレーザーを当てて除痛させます!
UCL(尺側側副靭帯)の表層には浅指屈筋(FDS)があるのでここが靭帯が損傷する前に肉離れすることが近年報告されています。
<レーザーの目的>
①除痛作用:痛みを抑制します
②痛めている組織の回復を早める。
③組織の血液循環を良くする。

当院のレーザーは他機種と違い1分間連続照射ができることで患部の炎症、除痛、回復に優れています。


2:究極の筋膜リリース
筋肉、腱に対して専用ローラーで筋膜リリースをします。
UCL(尺側側副靭帯)損傷は①靭帯の微小断裂→②瘢痕化(はんこんか)、変性→靭帯付着部症となります。
上記を防ぐ為には、靭帯を守ってくれる表層にある浅指屈筋(せんしくっきん)を働きやすくすることが大事なんです!
肘靭帯のAOL(前部繊維)は浅指屈筋と付着しているとも言われています!
当院では浅指屈筋、円回内筋群を中心に筋膜リリースを行い靭帯へのストレスを減らし修復、予防もできます!
筋膜リリース前後には手指の筋(出)力の違いが一目瞭然でお分かりいただけます!


3:肘疲労骨折、靭帯損傷にリーパス施術

骨折においては治療期間を約40%短縮。
低出力の超音波刺激は痛みも感じることなく優しい電気です。
繰り返す投球時への靭帯ストレスのケア、微小断裂
の回復にも有効な手段です!

・関節軟骨の破壊抑制(軟骨のすり減りを防ぐ)

・関節軟骨の再生
CCN2(結合組織成長因子)が増加することで再生力を高める

・変形に伴う軟部組織(靭帯、関節包、脂肪体等)の拘縮予防
引用 日本骨代謝学会




院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しいで”変化と効果を実感”できる施術を心がけています。

成長期の学生にケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!







 



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