飛び方が教える!一流選手の下半身の秘密:たった「立ち幅跳び」で選手の野球能力が丸裸になる!
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飛び方が教える!一流選手の下半身の秘密:たった「立ち幅跳び」で選手の野球能力が丸裸になる!

あなたの選手の「加速力」と「飛距離」に直結!地味なテストに隠された真実

こんにちは今回は「立ち幅跳び」で運動能力が分かることについて簡単にお伝え致します。

「立ち幅跳び」と聞いて、あなたは何を想像しますか?

学校の体力テストで、ただ遠くに跳べばいい、地味な測定項目――そう思っていませんか?

もしそうなら、大きなチャンスを見逃しています!

実はこのシンプルなテストこそ、野球選手の走・攻・守すべてに影響する下半身の爆発的なパワー、特に「股関節の真の能力」を測る、最も手軽で効果的な指標なのです。

この記事では、立ち幅跳びのスコアが、あなたの選手の「速さ」「強さ」「怪我のしにくさ」にどう結びついているのかを、バイオメカニクス(動作の科学)の視点から解き明かします。


 

1. 立ち幅跳びは「股関節の最強パワー」測定器!

 

一流のプレーヤーの動きには共通点があります。それは、地面からの力を効率よく利用する爆発的な下半身の連動です。
立ち幅跳びは、その爆発力を構成する中心要素を直接測ります。

 

① 秘められた「発射台」:大殿筋とハムストリングス

 

跳躍の瞬間、選手を前へ押し出す最大の力は、股関節を伸ばす筋肉(大殿筋・ハムストリングス)から生まれます。

  • スコアが良い選手: お尻(大殿筋)と太もも裏(ハムストリングス)の筋肉を、一瞬で最大パワーで使える能力が高い証拠です。

  • 野球への影響: 走塁の初速打撃のスイングパワー投球時の推進力など、すべてこの「股関節伸展パワー」に依存しています。

 

② 「タメ」の深さが決める爆発力:SSCの秘密

 

立ち幅跳びで距離を稼ぐには、跳ぶ前に深く、素早く「タメ」を作らなければなりません。

  • バイオメカニクスの真実: 筋肉は、急速に引き伸ばされた後(タメ)、すぐに縮むと、ただ縮む時よりも大きな力を発揮します。
    これをSSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)と呼びます。

  • スコアが伸びない選手: 股関節が硬く、十分に「タメ」を作れていない可能性があります。
    これは、守備で低い姿勢から素早く一歩を踏み出す動作や、打撃で粘り強くスイングする能力にも制限をかけてしまいます。


    股関節の「タメ」を作る為にも最も大事なのが股関節の”ヒンジ”動作(屈曲)です‼
    ヒンジ動作を詳しくは下記写真をクリック!


 

2. 記録が伸びない!?チェックすべき「見えない課題」

 

「うちの選手は筋力があるはずなのに、記録が伸びない…」と感じたら、それは動作の効率に問題があるかもしれません。

 

課題1:力の「伝達ミス」〜運動連鎖の乱れ

 

下半身の力は、足首→膝→股関節と連鎖して伝わります。この運動連鎖(キネティックチェーン)の中で、股関節の出力のタイミングがずれると、せっかくのパワーが相殺されてしまいます。 
俗に言う投げる、打つ、飛ぶ、蹴るタイミングでいかに関節、筋肉を連動させてタイミング良く一瞬に力を入れることができるかが大切になります。



  • 確認方法: 跳ぶ瞬間に、膝だけが先行して伸びていませんか?

  • ポイント: 股関節からしっかり地面を押し、力を「全身で」伝える意識を持つ。

 

課題2:固まった「タメ」の可動域制限

 

記録が低い選手は、しばしば股関節の柔軟性に問題を抱えています。股関節が硬いと、深くまでしゃがめず、パワーを生む「タメ」が浅くなります。

  • 確認方法: しゃがみ込んだとき、背中が丸くなったり、お尻が後ろに引けず、膝が極端に前に出ていませんか?

  • ポイント: 筋力トレーニングよりも先に、股関節周りのストレッチや、体幹を固定して股関節から深く曲げるヒップヒンジ(お辞儀)動作の習得が急務です。


 

3. 今日から使える!立ち幅跳びを「最強の評価ツール」にする方法

 

立ち幅跳びの記録をただ測るだけでなく、トレーニングの効果を客観的に評価するために活用法!

選手の課題例 あなたがすべき方向性
❌ 記録が低い 【パワー強化】 ボックスジャンプ(30㎝、45㎝、60㎝等の高さにジャンプ)や
メディシンボール(1キロ~5キロ)を使った爆発的なトレーニングで、「速く、大きな力を出す」能力を鍛える。
育成世代(成長期)は腰の伸展、回旋動作は腰椎にストレスも与える為、
重さは軽く、回数も多すぎず、正しいフォームで行うことが大事!
❌ しゃがみが浅い 【柔軟性向上】 股関節・内転筋群のストレッチを徹底。可動域を広げ、タメを作れる身体にする。
ヒップヒンジ動作、ランジ動作股関節を正しく屈曲させる動作を身につけることが大事。
❌ 飛び方がバラバラ 【連動性改善】 地面反力を意識したドリルや、動作のタイミングを合わせるトレーニングで、力の伝達効率を高める。

 

結論:飛距離が伸びれば、野球能力も伸びる!

 

立ち幅跳びは、特別な器具を使わずに、選手たちの「野球の土台となる運動能力」を把握できる魔法のテストです。

記録が伸びるということは、あなたの選手が、より速く走れ、より鋭い打球を打ち、より素早く守備で動けるようになることを意味します。

是非意識して少ない数から継続して実践してみて下さい‼


当院でも股関節に重点を置いた令和の新トレーニング(ファンクショナルトレーニング)を行っております!
町工場の職人さんが手掛けたトレーニング器具を使用!
体幹を中心に動きの中で筋力、柔軟性、神経系、連動性を一度に強化ができます!
上記で述べた①股関節の「タメ」「屈曲動作」、②股関節の柔軟性、③タイミング良く爆発的な力を発揮できる動作
運動連鎖(キネティクチェーン)も身につけることが可能です!
詳しくは下記写真をクリック!


  • <対象> 小学生3年生~大人まで幅広くご利用できます!

  • <1回> 20分 (短時間で集中して効果を最大化!)

料金(税込) 1回ごと 5回回数券 10回回数券
金額 ¥2,500 ¥11,500 ¥20,000 



院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




※少年野球チームにてご依頼を受け
ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
希望チームはお気軽にご連絡下さい。

<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

<メディア紹介>

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