歩行時、体の傾き方からわかる”痺れ”圧迫・牽引のサインとは・・・
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歩行時、体の傾き方からわかる”痺れ”圧迫・牽引のサインとは・・・

こんにちは。
腰が痛くて歩くのがツライ・・・
歩くと左足、右足が痺れて体を横に倒して歩く(疼痛性跛行)が起きることがあります。

痺れの原因は3つと言われています。
1:圧迫
神経や血管が物理的に押されることで、血流や神経の伝達が悪くなり痺れが出ます。
 例:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症(黄色靭帯による圧迫)長時間の正座、手根管症候群など。
「神経が押されて苦しい状態」です。

2:牽引(引っ張られる)
神経や筋肉が引っ張られることで、伸ばされすぎて刺激を受け、痺れや痛みが出ます。
例:日常の姿勢不良、首を強く反らすなど。
「神経が引き伸ばされてピリピリする感じ」です。

3:滑走障害(神経が滑るように動かない)
神経や筋肉、筋膜などが動きの中で滑らかに動かなくなる状態。
本来は周囲の組織とスルスル動くはずが、癒着や炎症で引っかかることで痺れや違和感が出ます。

下記の姿勢で痺れ側に体を倒す?痺れと逆側に体を倒すで分かること!


左脚(赤で囲まれている)が痺れて左に体を側屈している場合は・・・
坐骨神経を引っ張られたくなくて左側(同側)に体を側屈します。
つまり牽引刺激を逃がすために行っている姿勢です。

右脚(青で囲まれている)が痺れて左に体を側屈している場合は・・・
神経根を椎間孔で圧迫を受けていて椎間孔を広げる為に左に側屈をします。
つまり圧迫刺激を逃がすために行っている姿勢です。

※末梢神経が問題起きる場合は基本、片側(片脚)に起きます。
イラストは赤丸の部分、右側に狭窄が起きている。

脊柱管(真ん中)の黄色靭帯が撓んで馬尾神経が圧迫されると両側の下肢に痺れが起きます。

脊柱(後ろから見て図)
赤丸が真ん中の馬尾神経が圧迫受けると両側下肢に痺れが起きます。
青丸に問題が起きると片側に痺れが起きます。
もっとも厄介でたちの悪いのはS2~S4の陰部神経が障害されるとれRed Flags(レッドフラッグス)が起きます。
Red Flagsとは重大な病気や危険な状態を示すサインのこと。
今回のケースでは神経症状として「排尿、排便障害、広範囲の痺れ」です。
排尿は6~8時間以上でないと膀胱が過伸展し腎臓へ逆流する(腎不全)の危険があるので病院へ行く必要があります。
24~48時間超尿が出ない場合は緊急搬送レベルです、、、。



院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




※少年野球チームにてご依頼を受け
ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
希望チームはお気軽にご連絡下さい。

<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

<メディア紹介>

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