知っておきたい”肩鎖関節炎とは・・・
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知っておきたい”肩鎖関節炎とは・・・

 

知っておきたい「肩鎖関節炎」について分かりやすくお伝え致します。

 

「肩の付け根が痛い」「腕を上げるとズキッと響く」
そんな症状に悩んでいませんか?それは、肩鎖関節炎かもしれません。


 

そもそも「肩鎖関節」とは?
この関節は、肩甲骨の微細な動きを鎖骨に伝える重要なジョイント

肩鎖関節(けんさかんせつ)は、肩の最上部にある鎖骨(さこつ)の端と、肩甲骨の屋根にあたる肩峰(けんぽう)が連結している小さな関節です。

この関節は肩のダイナミックな動きをサポートしていますが、構造上、非常にストレスを受けやすい部位でもあります。

 

なぜ起こる?肩鎖関節炎の3大原因

 

肩鎖関節炎は、主に以下の3つの要因で発生します。

  原因カテゴリー 具体的な内容
① 変形性

加齢と消耗、

スポーツ
(オーバーユース

中高年以降、軟骨がすり減って炎症が起こる最も一般的な原因です。オーバーヘッドスポーツによる使い過ぎ、
ウェイトリフティング頭上での反復作業が多い方も発症しやすいことが、多くの文献で報告されています。
② 外傷後 過去の怪我 転倒して肩を打った、スポーツで激しい衝撃を受けたなど、過去の肩鎖関節脱臼捻挫が関節にダメージを与え、
数年後に慢性的な炎症(外傷性関節炎)を引き起こします。
③ 炎症性 全身性の疾患・
感染症
リウマチ性関節炎などの自己免疫疾患や、非常に稀ですが細菌による化膿性関節炎が原因となることがあります。

 

見逃せない!主な症状

 

痛みや不快感は、日常生活に大きく影響します。

症状 特徴
局所の痛み 鎖骨の先端(肩の最上部)にピンポイントで痛みや圧痛がある。
水平内転痛 患側の腕を胸の前に持ってくる動作(腕を横切る動き)で、関節に強い圧迫がかかり激しく痛む。
挙上痛 腕を90度以上上げようとすると痛みが強くなる。
夜間痛 患側を下にして寝ると、関節が圧迫されて痛みで目が覚めることがある。
異音・軋轢音 肩を動かす際に、「ゴリゴリ」「パキパキ」といった音や引っかかりを感じる。

 

治療の選択肢:施術法

 

治療は、まず手術をしない保存的治療から開始するのが一般的です。

 

(1) 保存的治療(非手術)
一般的な病院での対応

  • 安静と固定: 急性期にはスリングなどで一時的に固定し、関節への負担を減らします。

  • 薬物療法: 炎症と痛みを抑えるため、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などが用いられます。

  • 注射療法: 痛みが強い場合、関節内にステロイド局所麻酔薬を注射することで、炎症を効果的に抑えます。


当院の施術アプローチ
損傷や炎症の後は、関節だけでなく周囲の靭帯・筋膜・筋肉が硬くなり、動きに制限が出ることがあります。
損傷後硬くなりやすく施術ポイント5つ‼

烏口鎖骨靭帯(うこうさこつじんたい)

  • 肩鎖関節を下から支える靭帯。

  • 炎症や固定後に硬くなりやすく、肩の挙上(腕を上げる動作)を妨げます。


肩峰下筋膜・三角筋筋膜

  • 肩峰の下から三角筋につながる筋膜部分。

  • 損傷後や長期固定後に癒着しやすい。

  • 「肩を上げると引っかかる」「肩の上が突っ張る」感覚の原因になりやすいです。


僧帽筋上部線維・肩甲挙筋

  • 肩をすくめる筋群。

  • 肩鎖関節痛をかばって肩を上げる姿勢を続けると、慢性的に緊張します。


小胸筋

  • 鎖骨の下から肩甲骨烏口突起に付着。

  • 肩が前に巻き込みやすくなり、鎖骨・肩鎖関節の動きを制限。

  • 猫背姿勢を助長します。


鎖骨下筋

  • 鎖骨の下を走る小さい筋肉。

  • 鎖骨の動きを制限し、肩鎖関節の「滑らかな動き」を阻害します。


硬くなる組織に対して筋肉専用ローラーで究極の筋膜リリース


痛めている部分にレーザー施術
痛みの除痛作用
痛めている組織の回復を早める
神経の働きを良くします
当院ではレーザーを痛みのある動きを確認し動かしながら当てて痛みを除痛させるように行っております。


関節の痛みにリーパス(低出力超音波)
1秒間に150万回のマイクロマッサージで関節の痛み、軟部組織(筋・腱・靭帯)の除痛。
本来は骨折治癒促進(骨癒合を40%前後短縮)目的で開発されましたが、
近年は関節炎・腱炎・筋膜炎などの軟部組織損傷にも応用され利用されています。

 

自宅でできるリハビリテーションの進め方

 

リハビリの目的は、痛みの管理肩関節の機能回復です。

ステップ リハビリの目標と方法 ポイント
急性期 疼痛のコントロールと軽度の可動域維持 振り子運動: 腕の力を抜き、前後に優しく振る(重力と反動を利用)。
手首・肘の運動: 拘縮を防ぐため、スリング中でも行います。
※「スリング(sling)」とは、肩や腕を支えるための吊り下げ式の固定具(三角巾や専用サポーターなど)を指します。
回復期 可動域の回復と筋力強化の準備 他動運動・自動運動: 痛みに応じて徐々に腕の上げ下げを再開。
等尺性収縮: ローテーターカフ(インナーマッスル)に力を入れる練習。
機能回復期 安定性の向上と活動復帰 肩甲骨周囲筋の強化: チューブなどを使った抵抗運動(ローイング、外旋など)で、肩甲骨を安定させる筋肉を鍛える。

院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




※少年野球チームにてご依頼を受け
ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
希望チームはお気軽にご連絡下さい。

<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

<メディア紹介>

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