【衝撃の真実】「運動しすぎると背が伸びない」はウソ?ホント?
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【衝撃の真実】「運動しすぎると背が伸びない」はウソ?ホント?


こんにちは。
今回はのブログは、成長期にスポーツを頑張る親と子へ
「筋肉をつけすぎると背が止まる」「激しい運動は身長の邪魔になる」

スポーツを頑張るお子さんを持つ親御さんなら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

しかし、運動と身長の関係は、単純に「良い」「悪い」で片付けられるほど簡単ではありません。
実は、「ある条件」が揃うと、努力が裏目に出てしまう可能性があるのです。
何に気をつけないといけないかを知り安心して運動を行い目標に向かって才能を伸ばしていただければと思います。

今回のブログでは昨今の科学的な見解に基づき説明したいと思います。

運動と身長:「適度」はなぜプラスに働くのか?
まず、スポーツや運動自体が成長を妨げることはありません。
それどころか、”適度な運動”は、身長を伸ばすために非常に重要です。

1. 成長ホルモンの分泌をブースト
運動、特に短時間で強度が高い運動は、成長ホルモンの分泌を強く促します。
このホルモンこそが、骨を伸ばすための司令塔です。

2. 骨への適度な刺激
走る、ジャンプするなど、骨に適度な負荷(刺激)がかかることで、骨の端にある骨端線(成長軟骨)が活発に働き、骨が縦に伸びるのを助けます。

つまり、運動は本来、成長をサポートする最高の要素なのです。
骨への程度なジャンプ=縄跳びなんかも良いのかも・・・。

だからと言って「やり過ぎ」は要注意!成長を妨げる3つの落とし穴
では、「運動しすぎ」はなぜ身長に悪影響を及ぼす可能性があるのでしょうか?
それは、身体が「成長」ではなく「生命維持」を優先し始めるからです。

落とし穴①:エネルギー不足と栄養失調(最大の敵)
これが最も深刻な問題です。

激しいトレーニングを連日行うと、消費カロリーが莫大になります。

この消費量に対して、食事で十分なエネルギーやタンパク質などの栄養を補給できない状態が続くと、身体は慢性的なエネルギー不足に陥ります。

影響: 身体が「今は成長している場合じゃない」と判断し、骨の成長に必要な栄養素の供給をストップしてしまいます。
体重の急激な減少や痩せすぎは、この赤信号のサインです。
このことから最近チームでも取り入れているエネルギー不足を補う「補食」が重要と言えます。
プロ野球の某2軍チームでも試合中に補食を取り入れていると言います。

落とし穴②:成長軟骨への過剰な負荷
「筋トレで背が止まる」という噂の元凶はこれです。

成長期に、重すぎる器具を使った筋力トレーニングや、特定の関節に極度に強い圧力がかかる運動(例:重量挙げ)を誤ったフォームで行うと、骨端線を損傷したり、過剰に圧迫したりするリスクがあります。

対策: 成長期は、特定の部位に集中する高負荷トレーニングではなく、自体重を使った全身運動や、ジャンプ系・体幹トレーニングを適切なフォームで行うことが推奨されています。
※当院では令和の新トレーニング(ファンクショナル=機能)を推奨して行っております!
これは成長期に最強のトレーニングです!

詳しくはココをクリック!

落とし穴③:睡眠と食事が乱れる


激しいトレーニングの疲労により、食欲が落ちたり、食べれない、疲れてすぐに寝落ちしてしまい質の高い睡眠が取れなくなったりすることがあります。

影響: 成長ホルモンは主に深い睡眠中に分泌されます。
睡眠不足は成長ホルモンの分泌を大幅に減らし、疲労回復も遅らせてしまいます。

最終身長を左右する「黄金バランス」
運動を努力に変えるためには、「運動・栄養・睡眠」の黄金バランスを保つことが不可欠です。

要素 成長を妨げないためのポイント
運動 疲労困憊するほどの過剰な量は避ける。全身運動や跳躍運動が特におすすめ。
栄養 運動で消費したエネルギーを必ず補う。特に骨や筋肉の材料となるタンパク質を意識して摂取する。
睡眠 午後11時~午前2時を含めた質の高い睡眠を8時間以上確保する。これが成長ホルモン分泌のゴールデンタイムです。


「運動しすぎで背が伸びなくなる」のは、運動そのものが悪いのではなく、「過剰な運動による栄養不足・疲労」が引き起こす結果です。

お子さんの身長を最大限に伸ばすためにも、頑張りすぎているサインを見逃さず、休息と栄養もしっかりとサポートしてあげてください。
お子様がどれくらい身長伸びるだろうか?

知りたいですよね・・・
これが予測身長計算式です!
是非やってみて下さい!

・男子身長⇒父身長+母身長+13÷2+2
・女子身長⇒父身長+母身長-13÷2+2

<例>息子身長予測
父175㎝+母163㎝+13÷2+2=178.5㎝とでます。
男の子の身長は母親の影響を受けることが分かっています。
女の子の身長は父・母の影響はあまりないと言われています。


  • 院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
    <国家資格>
    柔道整復師、鍼灸師

    コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

    身体に優しい施術を心がけています。

    成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

    最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

    地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!



<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

<メディア紹介>

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輝け甲子園の星 2018 3月号

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