野球肘における組織損傷のメカニズム
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野球肘における組織損傷のメカニズム

野球肘における組織損傷のメカニズムについて簡単にお話したいと思います。



組織損傷のメカニズムは下記の通りになります。

Overuse(使い過ぎ)

 


運動機能不全
腱板(けんばん)・肩甲帯(肩)・体幹(胸郭)・下肢(股関節)
※当院では上記の運動機能不全に対して
サーキットストレッチで運動機能向上トレーニング!
詳しくはクリック!


運動連鎖の破綻(はたん)


投球フォームの乱れ

外反・伸展ストレスの増大


組織損傷

 

①:投球時肘(ひじ)関節に負担がかかるとき
コッキング後期から加速期と言います。

強大な外反ストレスがかかります。

靭帯のへの負荷54%(最大34.6Nm)
骨への負荷33%
内側側副靭帯(MCL)への牽引力 ※MCL(内側側副靭帯)破綻強度は32Nmと言われています。
橈骨頭と上腕骨小頭の圧迫力


 

②:投球時肘(ひじ)関節に負担がかかるとき

加速期後半からフォロースルー期と言います。

肘には外反+伸展ストレスがかかります
(伸展ストレス最大61Nm)

尺骨肘頭内側と肘頭窩内側の衝突

野球肘を予防する為には・・・
上記の組織損傷メカニズムで述べた運動機能を向上させることが”カギ”です!!
①肩、②胸郭(きょうかく)、③股関節、④骨盤(股関節と骨盤の連動性が大事)
野球肩、野球肘治療で来院される方の多くは上記の機能に問題がある方です。
ボールを投げる為には、下半身から上半身へ力を伝えなければいけません。
下半身の股関節→骨盤→胸郭→肩甲骨と連動して動かせなけらば良く言う「上体投げ、手投げ」になってしまい
肩、肘は壊れてしまいます。
当院では運動機能が正常であるか?を診せていただいております。
お困りの方、コンディションを整えたい方は是非一度お越しください!!


当院では股関節専用マシン4台、肩専用マシン3台、骨盤マシン1台、計8台で運動機能向上トレーニングが行えます!
股関節、肩、胸郭の可動域改善、股関節と骨盤の連動性を高めることができます!
インナーマッスル(深層筋)が働きやすくなることで関節の安定性が良くなります。
身体を「大きく、速く、力強く」動かせることができます!
野球肩、野球肘予防、パフォーマンスアップにオススメです!





院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しいで”変化と効果を実感”できる施術を心がけています。

成長期の学生にケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!





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