肩の痛み「Bennett病変」とは・・・
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肩の痛み「Bennett病変」とは・・・

こんにちは。
今回は肩の痛み「Bennett(ベネット)病変」についてお話させていただきます。

Bennett病変とは・・・
主に野球投手など「繰り返し腕を強く振る動作(オーバーヘッド動作)」を行う人に起こる、肩関節後方の骨性変化のことを言います。
※オーバーヘッドスポーツ:腕を頭より(オーバーヘッド)に挙げて行う動作を繰り返すスポーツのこと。
野球、テニス、バトミントン、バレーボール、水泳など。

もっと分かりやすく説明すると肩関節の後下方(関節窩の後下縁)のできる骨の棘(骨増殖)です。
俗にいう「骨のトゲ」ができる状態で慢性的なストレスによる牽引性骨化と考えられています。

野球の発生メカニズム
投球動作の中でも特に重要なのがコッキング後期~加速期です。

コッキング後期~加速期は・・・
・肩後方の関節包靭帯(特に下方関節包)に強い牽引ストレスがかかる。
※関節包とは・・・肩の関節をぐるっと包んでいる袋のことです。
関節包役割3つ
①関節を安定させる
②動きをスムーズにする
③動きの範囲をコントロール

三角筋後部や棘下筋(きょくかきん)などにもストレスがかかる。

棘下筋(きょくかきん)


後方関節包の付着部(関節窩後下縁)に牽引力がかかり続けることで
骨が引っ張られて徐々に増殖(骨棘形成)=Bennett病変になります。
※イラスト後ろから見たもの
赤い部分がBennett病変(イラストは肩甲骨を後ろから見たもの)


また近年ではBennett病変の”根本原因”の1つとして注目されているのが「ハイパーアンギュレーション(Hyperangulation)」です。

ハイパーアンギュレーションとは・・・
簡単に言うと⇒上腕骨(腕)と体幹のなす角度が大きくなり過ぎる状態を言います。
腕が体から離れすぎて、外に開いて投げている状態です。
腕を引き過ぎて関節窩に腱板と後方関節包が挟まれてインターナルインピンジメントのようになり骨のトゲ(骨棘)ができる。

結論を言うと・・・
腕を後ろに引き過ぎてても、前に投げ出されていても後ろの組織(棘下筋、小円筋、後方関節包)が硬くなるので
ハイパーアングレーション手投げを直すことが大事になります!

Bennett病変なぜ起きるのか(原因)
①肩甲骨機能低下
・上方回旋⇒バンザイすると途中でひっかかる感じ。
後傾不足⇒猫背のままバンザイしている感じ。

腕だけで角度を作る


②体幹回旋のタイミング不良
体が早く開くor遅れる
腕が取り残される。

③後方組織の硬さ(GIRD)
内旋制限⇒イラスト矢印〇が内旋動作


野球などのオーバーヘッド動作では・・・
肩の後ろの組織(筋・関節包)がとどんどん硬くなります。
(投球時に後ろの筋肉はブレーキ筋が使われるため)

肩後方(棘下筋、小円筋、後方関節包)の硬さセルフチェック
正常:鼻のライン上に肘の先端がくる。



GOOD:鼻のラインより肘がしっかり入る
肩後方組織が柔らかい!


異常:鼻のラインに肘先端がいかない


後ろの筋肉、組織が硬くなるとどうなる・・・
・関節の位置がズレる
(上腕骨頭が前上方にズレる)


・インピンジメントが起こりやすい
詳しくはブログをクリック‼”肩「インターナル(関節内)インピンジメント」とは”

・肘への負担も増える

肩後方
肩スリーパーストレッチ(内旋ストレッチ)
手が床に付くくらい柔軟性がほしい。

多くの方は利き手(投球側)の内旋制限が硬い。
チェックしてみて下さい!


<当院のBennett病変施術戦略>
「肩の後ろが硬いまま、投げていませんか?」
当院は”投げるたびに蓄積する”肩後方の硬さ”を究極の筋膜リリースローラーでリセット”させます


「ズレた肩、そのまま投げ続けていませんか?」
”ズレたまま”から、”正しく動く肩”へアライメント(関節位置)矯正”





    • 院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
      <国家資格>
      柔道整復師、鍼灸師

      コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

      身体に優しい施術を心がけています。

      成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

      最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

      地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




      ※少年野球チームにてご依頼を受け
      ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
      希望チームはお気軽にご連絡下さい。

      <当院実績>
      卓球日本代表選手、水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
      女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
      スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

      <メディア紹介>

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