股関節の前面のつまり感、痛み「fat pad」と3つの筋肉が原因‼
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股関節の前面のつまり感、痛み「fat pad」と3つの筋肉が原因‼

こんにちは。
今回は股関節前面のつまり感について簡単にお話させていただきます。
スポーツをされている方や中年の方では誰もが一度は股関節につまり感を感じたことがあるという方は少なくないと思います。

つまり感の1つに近年言われているのが「疎性(そせい)結合組織=fat pad」です。
fat pad(ファットパッド):別名→脂肪体や脂肪padとも言われます。

fat padのある場所は骨盤の出っ張りの骨(下前腸骨棘)の下「小殿筋(しょうでんきん)、大腿直筋(だいたいちょっきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)に囲まれた部分を言います。
つまり感や痛みを解消させる為には、上記の3つの筋肉の滑走性(滑り)を良くしてfat padの動きを良くすることが大事なんです‼
※腸骨筋は大腰筋と合わせて腸腰筋(ちょうようきん)と言います。


pat padはMRI画像で写ります。
3つの筋肉①小殿筋、②腸骨筋、③大腿直筋が硬く滑走性(滑り)が悪くなると
pat padの腫脹、炎症、他の組織とインピンジメント(衝突)しやすくなります。
<MRI画像>
・正常だと白く写ります。
・変性が進行すると「線維化」し薄黒く写ります。
・更に変性すると「線維瘢痕化」して黒く見づらくなります。

当院ではMRIは撮れない為、徒手検査で股関節の可動域、つまり感、力が入るか(筋出力テスト)等を行い状態をチェックします。
股関節インピンジメント(衝突)テスト
FADIR90テスト
股関節90度屈曲、内転、内旋でつまり感、痛みがでないかを確認するテスト。
つまり感、痛みがある場合は→骨盤の動き(後傾)が悪い、大腿骨の変形や関節唇損傷を疑います。
※股関節は約120度屈曲します。
股関節の動きで90度まで屈曲します。90度以上の残り30度は骨盤の後傾が必要になります。
股関節120度動く為には股関節と骨盤(後傾)の動きが必要となります。
※変形性股関節症解消のカギは〇〇を10度動かせることが大事(PMテスト)←ブログ読んで下さい!
※当院が診させていただいている全国大会に行くようなパフォーマンスの高い選手の共通点は「股関節の機能が良い」です‼
もっと詳しく言うと股関節の可動域が良く股関節の安定性(筋出力)が高いです。


FADIR120テスト

股関節120度屈曲して内転、内旋させる
120度でつまり感、痛みがでる場合も関節唇の損傷を疑います。
※状態としてはFADIR90の場合の方が90度で痛みが出るので良くないです。
※お尻の筋肉(大殿筋、中殿筋、小殿筋)が硬い場合は大腿骨骨頭が前方に偏位してしまうことで
股関節前面につまり感がでる場合があるので構造的問題(骨の変形、関節唇)なのか、機能的問題(筋肉の硬さ、動き)なのかを判断して施術しています。
構造的問題があるだろうと判断した場合は病院の受診を勧めます。


ー当院の股関節つまり感、痛みに対しての施術戦略ー
・股関節の筋機能を高める”究極の筋膜リリース”
狙いはfat padを囲む3つの筋肉の滑走性(滑り)を良くする‼
①小殿筋(しょうでんきん)

小殿筋はお尻の筋肉では最も筋活動が高い筋肉です。
小殿筋はお尻の筋肉の中でインナーマッスル(深層筋)である為、運動不足だと筋肉自体が脂肪変性してしまい働きにくくなってしまいます。
小殿筋が働かないと歩行数増加し歩行速度が低下します。歩行が疲れやすくなります。
1:小殿筋を筋膜リリースしやすい角度でアプローチ‼

2:表層の中殿筋から筋肉専用ローラーでアプローチ‼

3:丹念を積んで筋肉を緩める為に木を削って作り上げた独自のアプローチ‼

②腸骨筋(ちょうこつきん)←腸腰筋の1つ

ピンポイントで手で滑走性アプローチ‼

③大腿直筋(だいたいちょっきん)
大腿直筋は股関節と膝の2つの関節を跨ぎ2つの関節の機能を持っている重要な筋肉‼
股関節では屈曲(太ももを上げる)
膝を伸展(ひざを伸ばす)
大腿直筋は3つの起始を持っています。
反回頭に対して手でアプローチ!
third headは小殿筋と筋連結も持っているので大腿直筋起始部の滑走性を良くすることで股関節のインピンジメント(衝突)を回避できます!


大腿直筋筋膜リリース
・瞬時に緩む筋肉専用ローラー大腿直筋リリース‼

・手でピンポイントでリリースすることで瞬時に筋滑走性が良くなり股関節のつまり感、動き(可動域)が良くなります!


股関節のつまり感、痛み解消に3つの筋肉をストレッチ‼
1日30分サーキットストレッチ













  • 院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
    <国家資格>
    柔道整復師、鍼灸師

    コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

    身体に優しい施術を心がけています。

    成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

    最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

    地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!



<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

<メディア紹介>

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