肩関節を蘇らせる”スリーパーストレッチ”
ホーム > 肩関節を蘇らせる”スリーパーストレッチ”

肩関節を蘇らせる”スリーパーストレッチ”

こんにちは。

今回は肩関節を蘇らせるスリーパーストレッチをご紹介したいと思います。

スリーパーストレッチとは・・・

肩関節の後面(肩甲骨)にある筋肉「棘下筋(きょくかきん)・小円筋(しょうえんきん)のストレッチを言います」

棘下筋と小円筋が付いている場所
赤丸で囲まれている肩甲骨後面にあります。


棘下筋(きょくかきん)


小円筋(しょうえんきん)


日常生活では40代、50代の方に多い「四十肩、五十肩」では特にココが硬くなりやすい場所です。
ココが硬くなると内旋(ないせん)
障害が起こる為、四十肩、五十肩の予防にも重要な筋肉です。

下記のイラスト〇で囲まれている動作が内旋(ないせん)


※当院の検査ではあお向けで2rd、3rdポジションで内旋(ないせん)、外旋(がいせん)を行い肩関節のつまり感や関節位置(アライメント)を評価しています。

オーバーヘッドスポーツ・・・腕を頭より上げて(挙上)動作を行うスポーツ
(野球、テニス、バトミントン、ゴルフ、バレーボール)など。

腕を振る際に内旋動作が必須なため重要な筋肉です。


・棘下筋、小円筋は腕を振る際にブレーキをかけてくれる筋肉。
小さい頃からボールを繰り返し投げていることで徐々に硬くなりやすい筋肉です。
ストレッチ等でケアをしないと肩の痛みが起こりやすくなります。
・上腕骨が上方にいき過ぎないように下方へ下げてくれる=Depressorの役割がある。
インピンジメント(骨と骨の衝突、挟み込み)を予防してくれる筋肉です!
※下記写真赤丸の肩峰下スペースが7ミリ以下はインピンジメント(骨と骨が衝突)を招く。
これを回避してくれるのが棘下筋、小円筋!!
・後方への脱臼を防ぐ役割がある

ここが硬い方はセルフチェック
水平内転ストレッチ:手で反対の肩orベットに手が付けばOK


スリーパーストレッチやり方
1回20秒~30秒
・ストレッチを行う肩を下にして横向きで寝る

・腰は後ろに倒れないように股関節、両ひざは90度曲げる。
・肩の平行のラインに肘を置く


・片方の手で手首を押さえて下方に押す。
バリエーションとして軽く反動をつけて行っても良い。
※ただし肩に痛みがでる場合はやらない。
私の肩は利き腕の右肩が硬い。

※左肩はこんなに柔らかいのです。


☆一流のトップアスリート(野球選手)は手が床に付くくらい柔軟性が良い。
しかも柔らかさもあり強さ(安定性)もあるから一流なんです!
強さ(安定性)は当院ではMMT(筋力検査)を行い棘下筋・小円筋の安定性を評価しています。
柔らかさと安定性がなければ肩は壊れてしまいます。
リハビリの鉄則は①柔軟性、②安定性(筋力)からの順番で行うことが大事です。

是非肩に不安がある方、内旋動作が硬い方は実践してみて下さい!

また肩のチェック、施術を受けたい方はお気軽にお越し下さい!
ご自身の肩の状態がどこが悪いのか、良いのか分かりやすくご説明致します。


院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術で”変化と効果”を実感できるよう心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!







北方はりきゅう接骨院かんたん予約

過去の記事

過去の記事