サッカーに多い!意外と知られていない怖い腰のケガ、「棘突起(きょくとっき)インピンジメント」
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サッカーに多い!意外と知られていない怖い腰のケガ、「棘突起(きょくとっき)インピンジメント」


こんにちは。
今回はサッカーに多い意外と知られていない怖い腰のケガ「棘突起インピンジメント」についてお話させていただきます。
このブログを書くきっかけは、現在サッカー部の選手の来院が多いからです。
このブログを通じてこんな腰のケガがあるんだ、ケガをしないように予防も大事だなと選手も保護者の方にも
知っていただけたら幸いです!

棘突起(きょくとっき)インピンジメントって何?
簡単に言うと、「背骨の出っ張り同士がガツガツぶつかって、炎症を起こしている状態」のことを言います。
背骨の後ろ側には「棘突起」という骨の出っ張りがあります(背中を触った時にボコボコと感じる部分です)。
通常、この骨の間には隙間がありますが、腰を強く反りすぎると、この骨同士が衝突(インピンジメント)してしまいます。
別名「Kissing Spine(キスする背骨)」とも呼ばれています。
*赤丸の出っ張りの骨が「棘突起」


なぜサッカー選手に多いの・・・?

サッカー特有の「動き」が、背骨にとって過酷な状況を作り出しています。

  • 強烈なシュート
     足を大きく後ろに振り上げる時、腰は弓のように反ります。


  • ヘディングの競り合い
    空中で背中を反らせてボールを叩く動きが、骨同士の衝突を招きます。

  • 「反り腰」になりやすい
     サッカー選手は太ももの筋肉が発達している分、骨盤が前に倒れ(前傾)、普段から腰が反りやすい傾向にあります。


腰椎分離症との違いは・・・?

よく混同されますが、実は壊れている場所が違います。

  • 棘突起インピンジメント
    背骨の「一番後ろの出っ張り」がぶつかって痛む。

  • 腰椎分離症
    背骨の「根元(細い部分)」が疲労骨折する。

ただし、どちらも「腰を反る動作」で起こるため、「棘突起が痛いと思っていたら、実は奥で分離症も起きていた」というケースが非常に多いです。
自己判断は禁物です!
*分離症の確定診断は「MRI,CT」になります。

セルフチェックこんな症状は要注意‼

  • ピンポイントの痛み
     背骨の真上を指で押すと、逃げたくなるような痛みがある。
    *赤丸にある棘突起を押すと痛い!

  • 反ると痛い、曲げると楽
    腰を後ろに反らすと痛むが、前屈すると痛みが消える。

  • シュートの瞬間だけ痛い
     走る分には平気だが、全力でキックした瞬間に電気が走る。



予防と対策
キーワードは「腹圧」と「股関節」

骨がぶつからないようにするためには、「腰を反らせすぎない体」を作ることが大切です。
腰の痛みで来院される多くは「体幹が弱い」「股関節が硬い」です!

  • お腹に力を入れる(腹圧)
    体幹(コア)を鍛えて、腰が反るのをブレーキする筋肉を鍛える。
    腹筋のインナーマッスル=深層筋である腹横筋(ふくおうきん)を強化する。

    腹式呼吸エクササイズ
    息を吐く時に最大限お腹を凹ます。⇒息を1メートル先まで吐くイメージで行うことで腹横筋が収縮します。

    ハンドニーエクササイズ
    右手を上げた時に腹横筋が収縮して強化されます。
    左足を上げた時に左の背筋(深層筋)=多裂筋(たれつきん)が収縮して強化されます。


    腹圧が入りやすい状態を作ることで腰椎を安定させて動けるようにする。

  • 股関節を柔らかく
    股関節が硬いと、その分を腰が無理に反って補おうとします。
    特に「ももの付け根(腸腰筋=ちょうようきん))」のストレッチと中殿筋(ちゅうでんきん)、小殿筋(しょうでんきん)効果的です。
    *腰を反り過ぎないように注意して行う!



中殿筋、小殿筋はボールを蹴る際に股関節の内旋に働くから重要です!


中殿筋は前部繊維、後部繊維の2つに分かれています。
基本的には股関節の外転で働きます。

前部繊維:内旋に働きます
後部繊維:外旋に働きます
サッカーでは守りで股関節は深く曲げての姿勢をとることがあると思います。
この時に中殿筋の多くの繊維が「内旋」に有利なポジションに変わるので重要なのです!
ココが硬い、弱いようでは股関節が安定しない為、守りバランスを崩されてドリブルで抜かれやすくなったり

股関節の動きが悪いと腰に負担がかかりやすくなる為、腰痛になりやすくなります。

小殿筋は「お尻のインナーマッスル(深層筋)」です。
また中殿筋の深層にあり中殿筋より「関節の安定性」に特化していて、ケガ予防とパフォーマンス向上のための
「隠れたキープレイヤー」として非常に重要な筋肉です。
*ちょっとマニアックなお話をすると小殿筋の一部が股関節を包む「関節包」に付着していて
関節が動く際に関節包を引っ張ったり、関節の中に挟み込まれるのを防ぐ大事な活躍をしている筋肉でもあります!
股関節のひっかかり、つまり感を感じる方は私はココもトリガーポイント(痛みの引き金)となる場所として施術をしています!
施術後は変化がすぐ分かる場所でもあります!


まとめ:話が長くなりましたがこの内旋筋でもある中殿筋、小殿筋の働きを良くすることが腰の負担を減らすことができ
「棘突起インピンジメント」を予防、解消のカギになります!
当院では「棘突起インピンジメント」にさせない為の検査と施術を行っています!
・腰に負担をかけない為の股関節の柔軟性が保てているか?
・腰の上にある胸椎の動きは正常か?
・腰を安定させる筋肉の筋(出)力=MMTは弱くないか?
体を診せていただき説明しながら「変化を実感」できる施術を行います。
ケガをさせない、パフォーマンスを向上させる!
才能を開花させる東大式ファンクショナルトレーニングを行っています!
詳しくはコチラをクリック!
動画は一部のご紹介です!⇒令和のトレーニングが「動きの中で鍛えるです‼」


お気軽にご相談下さい。


  • 院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
    <国家資格>
    柔道整復師、鍼灸師

    コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

    身体に優しい施術を心がけています。

    成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

    最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

    地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




    ※少年野球チームにてご依頼を受け
    ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
    希望チームはお気軽にご連絡下さい。

    <当院実績>
    卓球日本代表選手、水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
    女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
    スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

    <メディア紹介>

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