実は超重要!「寝たきり」を遠ざける! 胸郭の柔軟性を保つべき3つの理由
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実は超重要!「寝たきり」を遠ざける! 胸郭の柔軟性を保つべき3つの理由

 

「寝たきり予防」と聞くと、「足腰の筋力」や「ウォーキング」を思い浮かべる方が多いでしょう。
もちろんそれらは大切です。

しかし、もしあなたが「猫背」「最近疲れやすい」「息苦しい」と感じているなら、もう一つ、非常に重要な体の部位に注目する必要があります。 

それが、私たちの心臓と肺を守る「胸郭(きょうかく)」です。
胸郭とは胸骨・肋骨・胸椎の3つをまとめて胸郭と言います。

胸郭の動きが硬くなることは、単に姿勢が悪くなるだけでなく、全身の機能低下や病気のリスクを高め、将来の自立した生活を脅かすことにつながります。

今回は、医学的な視点も踏まえ、なぜ胸郭の柔軟性が「寝たきり」を防ぐために重要なのか、その3つの理由をお伝えいたします。


 

理由1:命に関わる「呼吸」と「肺炎」のリスクを減らす



胸郭は、肋骨と背骨、胸骨でできた鳥カゴのような構造で、私たちが息をするための土台です。

 

呼吸機能の低下

 

安静な状態(特に寝たきり)が続くと、胸郭を動かす筋肉も使われなくなり、カゴのように硬く動かなくなります。

  • 影響: 肺が十分に膨らまず、呼吸が浅くなります。

  • 結果: 体内への酸素供給が不十分になり、疲れやすさにつながります。これは「拘束性換気障害」という状態につながります。

 

肺炎のリスク増大

 

呼吸が浅くなることに加え、胸郭や腹筋の動きが制限されると、「痰を出す力(咳をする力)」が極端に弱まります。

  • 影響: 誤嚥などで気管に入った異物や、肺に溜まった痰を押し出すことができなくなります。

  • 結果: 肺炎などの呼吸器系の合併症を引き起こすリスクが高まります。
    高齢者の死因にもなりうる肺炎の予防において、胸郭の柔軟性は非常に重要なのです。

 

理由2:腰痛・肩こり・転倒のリスクを招く

 

胸郭は、上半身の中心にあるため、その柔軟性は全身の動作に影響を与えます。

 

姿勢と腰痛の悪化

もし胸郭が硬く猫背(円背)になってしまうと、上半身を反る、ひねるという動きが胸の高さでできなくなります。

  • 影響: 本来動くべきではない「腰(腰椎)」が、無理にひねりや反りの動作を代償しようとします。

  • 結果: 腰に過剰な負担がかかり、腰痛が悪化したり、慢性化したりする大きな原因となります。

 

バランスの低下と転倒リスク

 

深く正しい呼吸(腹式呼吸)は、体幹を内側から安定させるコルセットのような役割を果たしています。

  • 影響: 胸郭が硬いと呼吸が浅くなり、体幹の安定性(バランス)が低下します。

  • 結果: 立っているときや歩いているときにふらつきやすくなり、転倒リスクが高まります。転倒は骨折や寝たきりの直接的な原因となります。

理由3:腕の動きが制限される

 

胸郭の硬さは、肩の関節の動きにも影響します。

  • 影響: 腕を上げる動作(バンザイなど)は、肩の関節だけでなく、胸郭の動きに合わせて肩甲骨が連動して動く(肩甲胸郭関節)ことで初めてスムーズに行えます。胸郭が硬くなると、この連動(協調運動)ができなくなります。
    結果: 肩の可動域が制限され、高いところの物を取るといった日常動作が困難になります。

    ※当院ではこの関節の動きをスムーズにする肩甲胸郭矯正を行っています!
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野球投手も胸郭が硬いと肩関節障害リスクも高くなります。
胸郭が柔らかいと”しなり”をうまくできる為、球速も上がりケガ予防にもなるというデータもでています。

当院は老若男女に人気‼
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「寝たきり」を防ぐためには、足腰の筋力トレーニングと並行して、胸郭の柔軟性を保つことが欠かせません

胸郭の動きを意識して改善することで、深い呼吸を取り戻し、姿勢を安定させ、将来の健康寿命を大きく延ばすことができるでしょう。
今日から少しずつ、胸郭を動かす習慣を取り入れてみませんか?

自宅で簡単、姿勢(猫背)改善、胸郭柔軟性にストレッチポールエクササイズ‼


院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




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ケガをしない、させない為のストレッチ講習会。
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<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

<メディア紹介>

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