ケガが少ない選手の共通点とは・・・
こんにちは。
どのスポーツもケガが少ない選手の共通点があります。
野球で言うと連投、連戦続きでも肩や肘の張りを訴えはあっても、ケガをしづらい選手は筋肉の厚みがあり筋力があるからではありません。
POINTは3つ
①肩甲骨と胸郭(胸骨・肋骨・胸椎)の可動性がある
※イラスト肩甲骨
②股関節の内旋、外旋の可動域が良い
③肩や股関節のインナーマッスル(深層筋)が働きやすい事です。
※インナーマッスル(深層筋)は関節を安定性させてくれる役割があります!
もっと言うとインナーマッスルは関節の位置(アライメント)を良い位置(求心位)に保ち速く、大きく、力強く動かしやすくしてくれます!
ここが柔軟性低下を起こしているといくらアウターマッスル(表層筋)を大きくしても力を発揮することはできませんし関節が不安定な状態で動かすことによりケガに繋がります。
野球では大胸筋を大きくしても柔軟性低下を起こすとインナーマッスルの肩甲下筋(けんこうかきん)が働きにくくなり
関節のズレ(上腕骨の位置)異常を起こす(インピンジメント障害)リスクがあります。
ここで間違った考え方はしてほしくないのでお伝えしておきます。
大胸筋を鍛えない方が良いということではありません。
大胸筋は(アウターマッスル=パワー)です!力を発揮する為にはアウターマッスルの厚み(パワー)は大事です。
プロでも昔と違い現在は投手でも上半身の強化を行っています。
大胸筋を強化するには鍛えた筋肉を硬くしないように柔軟性のある質の良い筋肉することが大事になります。
どの部位もアウターマッスル(表層筋)も同様と考えています。
アウターマッスル(表層筋)とインナーマッスル(深層筋)のバランスが重要だということを認識してトレーニングをしていただきたいと思います。
私は今まで元プロ野球選手数人の講義を聞いたときに聞いた話があります。
アウターマッスルを強化すると柔軟性が低下すると。筋トレをした時間以上にストレッチをしないとバランスが保てないというお話をされていました。
なるべく育成世代は早い段階(成長期の身体が硬くなる前から、筋力をつける前から)に柔軟性を上げてほしいと育成世代の患者様には伝えております。
個人的には筋力をつける時間よりも柔軟性を改善する方が時間がかかると感じています。
当院では育成世代(小・中・高)から”動きを鍛える”
1日30分のサーキットストレッチを行っております。
姿勢改善や運動不足、健康増進にも最適な運動なので老若男女にご利用いただいております!!
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<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー
身体に優しい施術を心がけています。成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。
最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。
地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!
<当院実績>
水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,女子フットサル東京代表選手,野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎