野球肩知って起きたい骨端線閉鎖時期と対策とは・・・
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野球肩知って起きたい骨端線閉鎖時期と対策とは・・・

こんにちは。

本日は、野球肩について簡単にお話をしたいと思います。



骨端線閉鎖時期(こったんせんへいさじき)という言葉を聞いたことはありますか?

これは簡単に説明すると子供の骨が成長段階で大人の骨に変わる時期のことを言います。



※写真は大人の骨の為、骨端線はありません。赤丸の部分に成長期の子供は骨端線があります。

肩関節と肘関節に関してご説明すると個人差はありますが、骨端線が閉鎖する時期は中学生2年生~高校1年生くらいと言われています。

この骨端線閉鎖前は骨がまだ弱いので「投げすぎ」「フォームが悪い」「柔軟性が悪い」と肩や肘にストレスが高くなります。

特に投球時の腕の伸ばされる力と捻る力が上腕骨に与えるストレスが強く「リトルリーグ肩=上腕骨近位骨端線離解」になってしまうことがあります。

これが昨今の球数制限の議論になっている理由です。

骨端線が閉鎖しているかどうかを調べる為には「レントゲン検査」が有効です。

当院での「骨端線離解=リトルリーグ肩」戦略

ケガをしない、させない為のフィジカルチェック×コンディションニング施術を行っています!!

自分の体を知ることができ予防法が学べる!
選手もご両親も目を輝かせて聞いてくれるの内容です 😉 

・フィジカルチェック

リトルリーグ肩を予防する為には、肩に負担をかけない為の柔軟性が必須です
特に股関節・肩甲骨周囲筋の柔軟性が低下は投球時のフォームにも影響するからです。

・関節の安定性チェック


簡単に言うと股関節・体幹・肩関節の筋力は極端に弱くないか?筋力チェックをしています。
私の経験上、基本小学生、中学生までは関節の安定性が弱い子が多いです。
このような選手には、関節にあまり負担のかからない自重トレーニングをアドバイスさせていただいています。



良く質問で成長期には筋トレをして良いのですか?と聞かれます。
基本自分の体重の負荷であれば支えることはできますしトレーニングのフォームと回数を注意して行えば問題ありませんと答えています。

また筋トレした後が大事で筋トレ後には筋肉を硬くさせない為にストレッチを行うようにアドバイスをしています。
理想は筋肉がしっかりしていて関節の柔軟性が良いと力が発揮しやすいからです!!
成長期の選手には特に体幹の筋トレはアドバイスさせていただいております。
理由は体幹の筋力が安定していると末端の手や脚を大きく、速く、力強く動かせるからです!

コンディションニング施術
フィジカルチェックした上でこのままだとケガに繋がってしまう可能性のある場所を施術いたします。
マッサージはしない方法で筋肉専用ローラーで揉み返しがなく短時間で筋肉を和らげ動きを良くする方法です!

成長期は骨の成長に筋肉が追いつかず股関節周囲が硬い選手が多いので股関節・肩関節を中心に関節が大きく・速く・力強く動かせるよう施術致します。


院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー


2008年開業 

一般の方からスポーツをしている学生まで多くの施術に従事。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

ただ施術を行うのではなく、患者様(小学生でも)ご自身の身体を知ってもらえるよう心がけた施術と説明を大事にしております。



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