ケガとパフォーマンスに影響する”中枢神経の疲れ”とは・・・
スポーツ現場で中枢神経疲労(脳・脊髄の疲労)を直接測定するのは難しいですが、動きやパフォーマンスの変化からある程度推測できることが近年分かってきています‼︎

先日、プロ野球監督がある選手に「中枢神経の疲労」の兆候が見られたため、休養日を設けたという記事が掲載されていました。
中枢神経の疲労
動きで分かるサイン
・切り返しや反応がワンテンポ遅れる
・フォームが安定しない
・細かいコントロールが悪くなる
・バランスを崩しやすい
・判断ミスが増える
野球なら
・球速が出ない
・ボールのキレが悪い
・コントロールが乱れる
・打球への反応が遅れる
などが見られます。
*朝から身体が重い
*十分寝ても疲労感が抜けない
*やる気が出ない
*集中力が続かない
*心拍数や自律神経の乱れ
現場で簡単に確認する方法
特に有効なのは
☆垂直跳び
☆立ち幅跳び
☆反復横跳び
☆握力
を普段から測定しておき、急激に低下していないかを見ることです。
例えば筋肉痛が少ないのに
垂直跳びが5~10%以上低下している場合は中枢神経疲労を疑います。
臨床的には
「筋肉が硬いから中枢神経疲労」ではありません。
むしろ
動きのキレ・反応速度・爆発的パワーの低下
が中枢神経疲労を疑う大きなポイントです。
今回は現場で測定しやすいアップにも活用できる
反復横跳びでお話しします。
反復横跳びは中枢神経疲労を評価する際に、
・反応速度
・切り返し能力
・リズム能力
・敏捷性
が大切になります。
野球選手なら、
* 球速低下
* コントロール低下
* 反復横跳び10%以上低下
が同時に見られたら、疲労管理を考える材料になります。
「月に1回測定して、その選手自身の平均値を基準にするのが最も実践的です」
小学生高学年の基準
文部科学省の新体力テストでは、
・中央ラインをまたいで左右に移動
・ライン間は1m
・20秒間で何回ラインを越えたかを計測
という方法です。
* 男子:45〜55回前後
* 女子:40〜50回前後
スポーツをしている子なら、
・男子:50〜60回
・女子:45〜55回
疲労評価の目安
例えば普段50回の子なら
中枢神経の疲労
5%低下→47〜48回
10%低下→45回
15%低下→42〜43回
現場で使うなら
小学生は日によるばらつきが高校生より大きいので、
* 1〜2回減少 → 誤差範囲
* 3〜5回減少 → 疲労を疑う
* 5回以上減少 → 疲労や睡眠不足などを確認
くらいが実践的です。
特に野球やサッカーの小学生なら、
反復横跳びの回数だけでなく
* 動きのキレ
* 集中力
* 返事の速さ
* フォームの安定性
も一緒に見ると、中枢神経疲労のサインを捉えやすくなります。
小学生の場合は「中枢神経疲労」というより、
「脳と神経の疲れが出て、いつもの動きができていない状態」と考えてもらうと良いかと思います。
選手の普段の動きをよく観察し、「中枢神経の疲れが出ていないかな?」と指導者や親御さんが気にかけてあげることも大切です。
その気づきが、ケガの予防やパフォーマンス向上につながれば幸いです。
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院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー
身体に優しい施術を心がけています。成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。
最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。
地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!


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<当院実績>
卓球日本代表選手、水泳ジュニアオリンピック優勝選手,水泳インターハイ出場選手,水泳国体出場選手,社会人野球選手,野球独立リーグ選手,甲子園出場選手,水泳ジュニアオリンピック選手,高校サッカー選手権出場選手,女子サッカーインターハイ出場選手,Fリーグ(フットサル)プロ選手
女子フットサル東京代表選手,野球U-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
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