半月板の負担を減らす”術後ケア”施術！！

膝関節半月板損傷”術後ケア”施術

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膝関節半月板損傷”術後ケア”施術

こんにちは。
今回は膝関節にあるクッション（半月板=はんげつばん）損傷についてお話させていただきます。

半月板損傷はスポーツ外傷で多く発生するものが多く

また加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する（変性断裂）とがあります。
膝の疾患頻度でも靭帯損傷の次に半月板損傷が２番目に多い疾患と言われています。
膝の関節運動において半月板は動的安定性を担っています。

半月板損傷は半月板だけの単独損傷と前十字靭帯（ACL）損傷を同時に損傷する例もあります。

前十字靭帯損傷の６０％に半月板損傷があると言われています。
内側半月板（MM）より外側半月板（LM）損傷が多い。
膝が内側に入る動作“ニーイン”で外側半月板に強い圧縮ストレスがかかり損傷リスクが高くなります。

内側半月板にはMCL（内側側副靭帯）、半膜様筋（はんまくようきん）が付着しています。
C型の形状。
大腿骨と脛骨の間を内側でサポートする軟骨組織。
外側に比べて可動性が低く、靭帯と強く付着しているため、大きな衝撃や捻れに対しては傷つきやすいのが特徴。
外側半月板には膝窩筋（しつかきん）が付着している。
内側より動きやすく柔軟性があります。
また外側半月板は外側１/3には血行が循環しているので保存療法などで回復が望めます。
衝撃に対応しやすい一方で捻れ・圧縮ストレスが強く加わると損傷しやすいのが特徴。
円板状半月と呼ばれ、半月板自体の形状が厚く円板状になっているタイプは衝撃を受けやすく、回旋ストレスが加わると損傷しやすいとされています。
O型の形状。
半月板損傷は下肢のアライメント（関節位置）が影響を与える

外側半月板断裂はX脚（外反膝）の影響を受けやすい。

内側半月板断裂はO脚（内反膝）の影響を受けやすい。

また足関節の関節位置（アライメント）や足関節の可動域制限があると半月板への負担が大きくなり断裂を生じるリスクが高くなります。

手術の絶対的適応は・・・
①半月板のロッキング（嵌頓）
※ひっかかったようになり膝が伸ばせなくなること。
②膝の伸展制限
近年は手術の場合でも切除しなくても関節内鏡視下でできるだけ縫合して温存をすることが多いみたいです。
半月板断裂種類

・縦断裂が大きくなるとバケツ柄断裂になります。
・バケツ柄断裂はロッキングを起こり伸展制限や可動域制限、ひっかかり症状がでます。→手術が多い。
・横断裂は荷重分散機能が低下し関節軟骨損傷を続発する場合があり予後が悪いことが多いと言われます。
・単独損傷では縦断裂、横断裂が多く、ACL（前十字靭帯）損傷との併発では縦断裂や、バケツ柄断裂が起こりやすい。
ｂ積極的保存療法（手術しない場合）
・リハビリ→基本は前十字靭帯同様のリハビリを行う。
・大腿四頭筋筋力訓練
スクワット
大腿四頭筋、大殿筋、ハムストリングス強化

中殿筋エクササイズ
股関節安定性強化

内側広筋エクササイズ
膝の安定性強化

膝周囲の筋肉ストレッチ
太もも裏（ハムストリングス）ストレッチ

腸腰筋（ちょうようきん）、大腿四頭筋ストレッチ

大殿筋ストレッチ

当院の半月板に対しての施術戦略
・膝の曲げる、伸ばすの動きを良くする
・膝の上下の関節、上は股関節、下は足関節を膝関節と連動して動きやすい状態にする
・膝関節アライメント（関節位置）を良くして荷重をかけやすい状態にする

１：膝関節周囲筋に対しての筋膜リリース
膝関節に問題がある場合は膝前面（大腿四頭筋）、太もも内側（内転筋群）、太もも裏（ハムストリング）、太もも外側（大腿筋膜張筋）
に対して筋膜リリースを行うことで股関節可動域が良くなり膝の負担を減らすことができます。

ハムストリング筋膜リリース

ふくらはぎ内側頭筋膜リリース
ここの筋肉の硬さと筋肉の滑り（滑走性）を良くすると膝が伸ばしやすくなります。
伸展制限がある方にはここが大事です！

手で大腿直筋、内転筋筋膜リリース
ここの筋肉を緩めることで”腿上げ”（股関節屈曲）”あぐら”（股関節外旋可動域）が良くなります。
ひざの負担を減らせます。

膝関節アライメント（関節位置）矯正
関節位置を整えて膝に荷重をかけやすい状態にします。

当院は医療機関で保存療法と選択された方や術後に膝の可動域を良くしたい、スポーツまでの復帰を早めたいという方がお越しになるケースが多いです。
お悩みの方は是非一度お気軽にお越しください。

院長　善林　伸介（ぜんばやし　しんすけ）
＜国家資格＞
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます！

＜当院実績＞
水泳ジュニアオリンピック優勝選手，水泳インターハイ出場選手，水泳国体出場選手，社会人野球選手，野球独立リーグ選手，甲子園出場選手，水泳ジュニアオリンピック選手，高校サッカー選手権出場選手，女子サッカーインターハイ出場選手，女子フットサル東京代表選手，野球Ｕ-23大学日本代表選手、野球U-12日本代表選手など。
スポーツ選手も多く来院いただいております‼︎

＜メディア紹介＞

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