腰痛解消にはやや〇〇が前傾、中立を保つことが重要‼
こんにちは。
今回は腰痛解消にはやや〇〇が前傾、中立位を保つことが重要というお話を簡単にさせていただきます。
腰痛解消には”やや骨盤が前傾、中立位”を保つことが大事になります!

やや骨盤を前傾を保つことであらゆる動作に対応ができるからです!
例えば・・・
立つ、しゃがむ、歩くこの場合も骨盤をやや前傾、中立位であれば素早く動けます。
しかし後傾位では素早く動けることはできません。
それどころか骨盤を前傾できなければ腰を痛めてしまいます。
しかし人間の体は歳と共に骨盤が後傾位に向かいます。
元々に日本人は骨盤後傾位が多い傾向にあると言われています。

10代の学生さんもお仕事でデスクワークされている方も長時間座りっぱなしで背もたれに寄り掛かった姿勢を取り続けると骨盤は後傾位になってしまいます。
下記イラストの姿勢(後傾)は腹圧が抜けている状態になるので腰に良くありません。
背もたれに寄り掛かからなければ腹圧が入り姿勢を保持できるため、骨盤は後傾しません。
ふだんから運動不足、体が硬く柔軟性低下は要注意です!

上記の姿勢は体幹筋(インナーマッスル)の機能不全になってしまいます。
骨盤後傾位は姿勢を安定させてくれるお腹の筋肉(腹横筋)と背中の背筋(多裂筋)が働いてくれません。
腹横筋(ふくおうきん)は腰部を腹巻のように覆っている筋肉で腹圧を高めることで腰椎を安定させてくれます。
また背中にある多裂筋(たれつきん)は背骨を深層でつないで腰椎を安定させてくれています。
股関節を曲げる筋肉が弱くなってきたら要注意!
股関節を曲げる筋肉に腸腰筋(ちょうようきん)、大腿直筋(だいたいちょくきん)などは胸椎、腰椎、骨盤~大腿骨前面に付いていて骨盤の前傾を維持してくれています。
ココが弱くなると骨盤を正しい位置にキープできなくなり骨盤が後傾しやすくなってしまいます。


もっとも腰痛を根本に最速で良くする為には、股関節と骨盤を連動させて動かせるかが大事になります。
何故ならば股関節と骨盤の両方が協調して動かないと腰椎が代償してしまうからです。
股関節の内旋(ないせん)外旋(がいせん)
骨盤の可動性(ペルビックモビリティ)を良くすることから始めてみて下さい‼
いくらお薬を飲んでもマッサージをしても動きの改善の近道は動かすことです‼
私はストレッチをオススメしています。
下記イラスト:股関節と骨盤が連結しているのが分かると思います。

股関節と骨盤の動きを良くする、お自身の股関節と骨盤の前傾がどれだけ動かせるか?
チェックとセルフストレッチが同時にできる!方法をアドバイス‼
踏み台を使用して床から高さをつくり骨盤を前傾させてストレッチします。
肘を床につけるように行う。
床に肘がつかない方は手を伸ばしてストレッチ。
骨盤の前傾動作が良い方は胸がペタッと床につきます。
自分がどれくらい硬いかをチェックしてみて下さい。
骨盤が前に倒せない(前傾)できない方は、内もも(内転筋群)、お尻(殿筋)、ハムストリングスの柔軟性を高めることも大事になります。
少しづつ続ければ必ず柔らかくなります!
やり方
・骨盤を立てる
・膝を立てながらできる範囲で開脚する
・膝を左右に内側、外側に倒す⇒膝を倒す際に内側も外側も床につけばOK!
*毎日30秒3セットを目標に行ってみて下さい
腰痛危険度<上から危険レベル高い>
・骨盤を立てて座れない
・股関節の開き(開脚)が悪い
・両方ともにひざが内側につかない
・片側だけひざが内側つく
・内側のひざは床につくが外側はつかない
PS:当院では小学生からストレッチをアドバイスする際に股関節の内旋、外旋、骨盤の前傾をチェックしていますが骨盤前傾の動きが悪い子が多いです。
大人では動かせない方も多くいます。特に腰痛でお悩みの方は骨盤の動きが悪いです。
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