関節はこれが大事「Joint by joint Theory」
こんにちは。
本日は関節はこれが大事「Joint by joint Theory」ジョイント バイ ジョイント セオリーについて簡単にお話致します。
Jointとは関節のことを言います。
ジョイント バイ ジョイント セオリーとは・・・
人体の関節には→「安定性が大切な関節」と「可動性が大切な関節」に分けられ、それぞれが交互に並んでいるという理論です。
安定性 | 可動性 |
下位頚椎(第3頚椎~第7頚椎) | 上位頚椎(第1頚椎、第2頚椎) |
肩甲骨 | 肩関節 |
腰椎 | 胸椎 |
膝関節 | 股関節 |
距骨下関節(足首の関節) | 距腿関節(足首の関節) |
今回は上記イラストの赤い部分「胸椎(きょうつい)」でご説明します。
胸椎はジョイント バイ ジョイント セオリーでは可動性に大切な場所になります。
胸椎は特に回旋(捻り)に優れている関節です。
私はよく患者様に胸椎は上半身の回転装置となる場所ですとお伝えしています。
しかし人間は歳と共に胸椎が丸くなります。一般的に言われる”猫背”です。
昨今胸椎は健康寿命を延ばすには大事な場所と言われています。
胸椎の過度の後弯(猫背)は運動機能低下を招きます。
猫背のデメリット
・肩甲骨が外側に位置する。(肩甲骨外転位)
肩甲骨はジョイント バイ ジョイント セオリーでは安定性が大切な関節です。
肩甲骨が本来の位置にないと動きづらくなる、力も入りづらくなり安定性も悪くなってしまうのです。
野球では肩関節の可動性が必要ですが”肩甲骨の安定性”がないとボールを投げるには速く、強く腕を振ることができず肩を痛めてしまいます。
・肩甲骨が外転位になると肩が巻き肩(前方偏位)してしまい位置異常が起こります。
肩が上げづらくなったり、痛くなります。
俗に言う「四十肩、五十肩」
肩は可動性の関節です。肩の位置も良い位置にあると動きやすく、筋肉が力が入りやすく安定して腕を動かせます。
※肩関節の骨頭の位置は姿勢が悪くなると前方、上方に位置異常を起こしやすい。
・頭が前方に位置してしまう。
俗に言う「ストレートネックorスマホ首」
ジョイント バイ ジョイント セオリーでは・・・・
首は「上位頚椎」→可動性
「下部頚椎」→安定性と機能が違います。
ストレートネックになると頭が前方位置する為、首の可動性、安定性も低下してしまうのです。
ストレートネックorスマホ首になると首は筋肉の凝りも酷くなり可動性も安定性も悪くなるのです。
胸椎は腰にも影響します。
胸椎は可動性、腰椎は安定性、股関節は可動性の関節です。
腰椎の安定性の低下、胸椎・股関節の可動性低下が起きると、腰椎へのストレスが増えてしまいます。
まとめ
日常生活もスポーツされている方も筋力が弱いから筋力トレーニングをして筋力アップ、
体が硬いからストレッチをやり柔軟性アップだけではいけないということです。
ご自身の身体のどこの関節・・・①可動性が悪いのか、②安定性が悪いのか
そこを知った上の運動をすると今後の生活、健康寿命を延ばすことが確実にできます!
当院では1日30分サーキットストレッチを行っています!
目的は動ける体づくりです!
歳と共に筋肉、関節が硬くなり動きにくくなるのを予防する運動です!
姿勢が丸くなり筋肉、関節が硬くなる場所
①股関節
②骨盤
③胸郭
④肩甲骨
筋肉には・・・
アウターマッスル(表層筋)パワーを発揮してくれる筋肉。
インナーマッスル(深層筋)関節を安定させてくれる筋肉。
この両方の筋肉が硬くなるとデメリット3つ
①力が入りづらくなる
②関節可動域が悪くなる
③関節の安定性が悪くなる
当院では先ずは「動き」を良くする!を念頭において健康のお手伝いをさせていただいております。
お気軽にご相談下さい!
施術に関してもジョイント バイ ジョイント セオリーを念頭において「安定性の関節」が弱いのか?
「可動性の関節」が動かないのか?を検査させていただき説明・施術をさせていただいております。
どこへ行っても中々良くならないという方は是非一度お越しください。
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師
コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー
身体に優しいで”変化と効果を実感”できる施術を心がけています。
成長期の学生にケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。
最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。
地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!