あなたの肩こり「上部交差性症候群」かも
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あなたの肩こり「上部交差性症候群」かも

こんにちは。

今回は上部交差性症候群(じょうぶこうさせいしょうこうぐん)について簡単にお話致します。

上部交差性症候群とは・・・
長時間のパソコン、スマホなどにより頭部が前方に位置して首の筋肉や肩周囲の筋肉がアンバランスになることを言います。
俗に言う「猫背」です。
このような不良姿勢を「上部交差性症候群」と言います。
上記のイラストを見て下さい。
赤線矢印を境界線に筋肉のバランスが異なります。
・首の前の筋肉は筋力が低下
・首の後ろ~肩上部は筋肉が硬くなる
・胸周囲の筋肉は硬くなります
・背中(肩甲骨周囲)の筋肉は筋力が低下します。

この中でも僧帽筋中部繊維や僧帽筋下部繊維、菱形筋(りょうけいきん)は肩甲骨の安定化
に重要な役割を担っています。




上部交差性症候群は様々な症状の引き金になるとも言われています。
首こり・肩こり・頭痛・頭位性めまい・耳鳴り・難聴・眼精疲労・ドライアイ・くいしばり
顎関節症・浅い呼吸・口呼吸・自律神経失調症・イライラ・集中力の欠如など。

上記のような問題が起きないようにする為には「姿勢」が大事なんです!
我々の体は歳と共に姿勢、骨格が丸くなる方向に変化していきます。

これは仕方ないことなのですがこの姿勢が丸くなる進行を遅らせることが大事なのです。
何故ならば丸くなる姿勢が早ければ早い程、運動機能低下を起こすからなのです。

イラストを簡単に解説します。
イラストの赤丸で囲まれている部分が曲がってしまうとこの部分の筋肉は硬くなり
体や股関節、ひざ関節は曲げたり、伸ばしたり、捻りづらくなります。
骨盤も後傾することで立つ、しゃがむ、歩くなど基本動作が行いづらくなります。






関節は曲がり、伸ばしづらくなると関節周囲の軟部組織(筋・腱・靱帯・関節包など)が硬くなり、骨の変形も進行していきます。


姿勢が丸くなるのを遅らせる為に一番大事なことは「筋肉が硬くなるのを予防する」ことなんです!!
それを可能にするのが”ストレッチ”なんです!!
何故かと言うと「働いてない筋も働き過ぎている筋肉もストレッチを行い働きやすくする!」
筋萎縮している筋の細胞はバラバラになっていると言われています。それを治す方法がストレッチなんです!!
ストレッチで筋肉と神経の連動を良くすることで動きやすい体、姿勢を戻すことが必要なんです。

当院では数年前から姿勢に特化した運動!1日25分サーキットストレッチを考案して行っております!
※サーキットストレッチについては上記をクリック!

・25分で効率良く筋肉が硬くなり関節が曲がりやすいポイントを中心にストレッチ
・運動が苦手な方もマシンが同じ軌道で関節を動かしてストレッチできるので誰でも効果を実感できる
・筋トレとは違い楽にできるので続けられる運動です。当院では70代の方にも多く利用頂いております。

 


院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!




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