寛骨臼形成不全とは・・・当院が行う治療戦略
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寛骨臼形成不全とは・・・当院が行う治療戦略

こんにちは。

今回は寛骨臼形成不全(かんこつきゅうけいせいふぜん)=(臼蓋形成不全)について簡単に分かりやすく説明させていただきます。
また当院が行う治療戦略についてもお話させていただきます。

寛骨臼形成不全(かんこつきゅうけいせいふぜん)とは・・・

大腿骨の真ん中から骨盤に股関節がどれくらい被っているか・・・
25度~40度までが正常と言われています。
25度よりも被りが浅い状態のことを寛骨臼形成不全と言います。
CE角とは・・・大腿骨頭の中心を通る垂線と大腿骨頭の中心と寛骨臼の縁を結んだ線との間の角度のこと


欧米より日本人に多いのが特徴。
男性より女性に多い。

寛骨臼形成不全があると軟骨が痛みやすい。
それと同時に大腿骨が骨盤から抜けないように車の車輪止めのような役割をしてくれている関節唇(かんせつしん)にストレスも
かかりやすく損傷しやすい。



寛骨臼形成不全は股関節の被りが浅い分、大事なのは脱臼しないように股関節を安定させる筋力は重要となります。
股関節を安定させるだけの筋力もあれば軟骨への負担も減らせることができるのです!

特にここで股関節を安定させてくれる重要な筋肉は
この2つの筋肉が安定して機能していると股関節の被りが浅くてもしっかり機能して股関節がはまった状態でスムーズに大きく・力強く動かせることができます!!

1:腸腰筋(ちょうようきん)


※バレエなどではひざを曲げないで脚を高く上げる際は、脚を伸ばして腸腰筋を使うことで股関節に安定性を与えて脚を上げています。

2:中殿筋(ちゅうでんきん)

※転倒を予防する筋肉として重要!
高齢者はこの筋肉の柔軟性と股関節を安定させるだけの筋力が必要です!

まとめ
・大腿骨の被りが浅いために股関節を安定させる筋力が必要!

・股関節をスムーズに動かせる柔軟性も必要!
股関節周囲の筋肉が硬いと関節を包む袋(関節包)も硬くなり滑膜(かつまく)が炎症を起こし可動域低下を招き軟骨に負担がかかり股関節の変形が進行していきます。



当院が行う寛骨臼形成不全に対して治療戦略3つ

1:股関節の正常な柔軟性の確保
来院する多くの方は股関節の可動域低下を認めます。
股関節の可動域低下は日常生活動作(ADL)一番大事な”立つ”しゃがむ”歩く”に支障をきたすからです。
短時間で揉み返しなく筋肉を解す究極な筋膜リリース!

2:股関節のアライメント(関節位置)矯正
寛骨臼形成不全は股関節の被りが浅いため股関節周囲の筋肉が硬くなりすぎるとアライメントに問題が起こります。
特に股関節の前や横(側面)につまり感を訴えます。
関節の位置を良くすることで痛みの軽減、可動域の解消、力が入りやすくなり動かしやすくなります!



3:痛みに即効性レーザー治療

股関節の痛みがある場合は”痛みのトリガーポイント”に低出力レーザーを使用して痛みを軽減させます
当院が使用するレーザーは通常のレーザーと異なり60秒間連続照射ができることで”除痛作用”に優れています。
※イメージ⇒当てる場所は違います。


下記の可動域に不安、支障をきたしている方はご相談下さい!
可動域の問題がある場合はMMT(徒手筋力テスト)の低下もあります。
早めに必要な施術をすることで日常生活の質を良くします。

股関節屈曲:つまり感、胸の方に行きづらい。


股関節内旋:ひざを内側に倒しづらい、痛い。



股関節外旋:ひざを外に倒しづらい、あぐらができない。


股関節外転:横向きから上に脚が上げにくい、つまり感がある。


分かりやすく説明、変化と効果を実感できるよう丁寧に施術させていただきます!


当院では寛骨臼形成不全に対しての運動療法
1日25分のサーキットストレッチも対応しております!
詳しくは下記をクリック!



院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。

地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!






 



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