座っている時に必要な筋肉は腹筋ではなく〇〇筋!腰痛予防に強化法をアドバイス!
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座っている時に必要な筋肉は腹筋ではなく〇〇筋!腰痛予防に強化法をアドバイス!

こんにちは。

本日は「座っている時に必要な筋肉は腹筋ではなく〇〇筋!」腰痛予防に強化法のお話を簡単にさせていただきます。



皆様は座っている時はどこの筋肉が大切かイメージしたことはありますか?

・腹筋
・背筋
・腹筋と背筋

大事なのは背筋の深層にある筋(多裂筋=たれつきん)です!
腰椎を安定させてくれる重要な筋肉なんです。

両方とイメージされた方も多いと思いますが腹筋は静止性収縮(せいしせいしゅうしゅく)程度に働いてくれれば姿勢保持ができるのです。

静止性収縮とは・・・筋の長さが変わらない状態のまま筋が収縮することをいいます。

バキバキに割れた腹筋は座っている時には必要ないのです。







多裂筋は座位姿勢の時に働いて正しい姿勢を安定させてくれます。
多裂筋は腰椎の伸展作用。
ちなみに猫背になると多裂筋がさぼってしまい腸肋筋(ちょうろくきん)が働いてしまいます。
猫背の方の腰痛は腸肋筋が働き過ぎてここが痛いと手を当てます。


この場合は腸肋筋を施術で緩めることも大事ですが多裂筋を働くようにエクササイズをすることがもっと大事になります!
多裂筋は仙骨(骨盤)から首まであります。


腰でお話すると特に腰椎の3番目(L3)から多裂筋は下に行けば行く程、太くなっています!
上のイラストを見ていただけると分かると思います。
マニアックなお話をちょっとだけします。
多裂筋の走行は腰椎の横にある横突起から棘突起に斜めに筋肉が付きます。
一番下から4つ上の棘突起まで筋肉が付着しています。
イラスト赤丸が棘突起、左右の青丸が横突起です。

多裂筋は骨盤(仙骨)から付いているので腰を伸展(反らす)為には骨盤が前傾(前に傾く)しないと腰は前弯しないんです!!




上記のイラストが全てを物語っています!

右の正しい姿勢を見て下さい。

赤丸の骨盤が中立から前傾していると腰椎は前弯しています。

悪い姿勢は骨盤が後傾していると腰椎も後弯してしまいます。


まとめ

腰の筋肉は立った状態で前に傾けると下の仙骨(骨盤)レベルから働いて腰が働きます。

腰椎(腰骨は5つ)あります。
腰椎の前弯は腰椎の3番目が前弯している。下の腰椎の前弯は少ない。
何故かと言うと腰椎の4番目と骨盤は靱帯結合しているので前弯は弱い。

生理的な腰椎前弯を作るには腰椎3番目(L3)がポイントになります。
腰椎3番目(L3)を前弯させることが大事です!

ここから腰痛にならない!させない!ための簡単で続けられる最強の多裂筋エクササイズを伝授致します!

毎日10回を1~2セットを目標に行ってください!
続けることが大事なので自分で続けられるくらいで結構です。

<やり方>
ベットやソファーを使用すると良い

1:あお向けで寝て足は床につける。

2:おへそを上に少し上げるように腰を浮かせる。
手を腰骨の横に当てると筋肉が硬くなるのが確認できたらOK!
多裂筋が働いています!



ふだん猫背で多裂筋が働いていない方は最初は難しいかもしれませんが続けて行えば簡単にできるようになります!

このエクササイズは高齢者の方には特にオススメなので是非続けてもらい腰痛予防、改善に役立ててもらいたいと願います!


院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

最近のライフワークは「健康寿命を延ばす施術と運動を追求」です。

地域で魅力ある健康の発信地となれるよう精一杯お手伝いさせていただきます!



 

 



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