坐骨神経痛の痛み根性?末梢性?治療ポイント当院の治療戦略!
こんにちは。
今回は簡単に坐骨神経痛についてお話させていただきます。
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは・・・
坐骨神経痛は神経に沿ってお尻から脚にかけて起こる痛みの総称、すなわち症状名であり、何かひとつの疾患をあらわす病名ではありません。
人体のなかでも最も太い(自分の手の小指くらい)神経と言われています。
坐骨神経が圧迫や骨格の歪みにより筋肉が引っ張られる(牽引)されると電気が走ったような痛みやビリビリしたしびれ、麻痺などを感じます。
痛みが出る場所
・腰
・お尻
・太もも裏
・ふくらはぎ
・ひざの裏
・すね
・足先
になります。
日常生活は歩行時痛、座っていると痛い、ひどいと排泄にも影響がでます。
坐骨神経痛が起こる疾患
・ 腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
脊柱管が狭くなることを脊柱管狭窄症。
脊柱管の中を通る脊髄や神経が圧迫されると手や脚の痛み、しびれ、歩行障害、排尿障害などの症状。
・腰椎すべり症
すべり症は、椎骨(背骨を構成する一つ一つの骨)が前後にズレたために、脊柱の中を通る神経を圧迫して痛みやシビレが起こる
※椎間関節は上位椎体が下位椎体に対して滑る。
左:正常/右:すべり症
・梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
お尻にある梨状筋に坐骨神経が圧迫されることで痛みやしびれを生じるもの
ここから坐骨神経に対して詳しく説明!
興味ある方は読んで下さい!!
坐骨神経痛は画像(レントゲン)では分かりません。
大事なのは徒手(としゅ)で伸長テスト・筋(出)力テスト・圧痛・知覚・反射テストで調べることに尽きます!
坐骨神経は腰椎、仙椎から出る神経根が数本集まってできます。
ここが大事!!
坐骨神経痛は2パターンあります!!
1:脊柱管の中や神経の根元(神経根)に原因があるものを神経根性坐骨神経痛と言います。
上記で述べた腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症該当します。
※赤丸の部分で起こるのが神経根性坐骨神経痛。
ココがポイント!!
神経根性坐骨神経痛は股関節外転筋力で分かります!!
神経根性L5・S1の坐骨神経痛はこのテストをすると中殿筋に力が入りにくい、入りません。
2:殿部の筋肉(梨状筋)などに原因があるもの。末梢性(まっしょうせい)坐骨神経痛と言います。
上記で述べた梨状筋(りじょうきん)症候群です。
下肢~足趾の筋力低下がみられます。
末梢性の場合は先程の股関節外転筋力低下はみられません。
長母趾伸筋(EHL)筋力テスト
長趾伸筋(EDL)筋力テスト
前脛骨筋(TA)筋力テスト
腓骨筋(PBL)筋力テスト
<病院の治療>
痛み止め・貼り薬、リハビリ(筋力強化、ストレッチ)、ブロック注射等
<当院の治療戦略>
積極的保存(治療)療法
<狙い>
・腰~下肢の痛み、しびれのある筋肉の硬化しているところを筋肉専用ローラーでほぐして筋肉への血液循環を良くしてほぐす!
・脊柱(背骨)アライメント(関節位置)を矯正することで脊柱管、神経根、椎間板ストレスを除く!
・神経根に対してしびれ・除痛にレーザー治療!
低出力レーザーは無痛で痛みやしびれには神経の働きを正常に戻す作用があります!
当院のレーザーは1秒間に60秒間連続照射ができて優れた機器です。
・骨盤の歪みを整える
必ず施術前、施術後に検査を行い下肢に筋力が入りやすい状態に戻ってきているか?ここをチェックしながら行っています。
坐骨神経痛でお悩みの方は是非一度お越し下さい!!
親切・丁寧に分かりやすく施術致します!
1日25分サーキットストレッチ
ここで行っている”インナーサイマシン’では梨状筋(りじょうきん)ストレッチが効果的に行えます!!
梨状筋は外旋6筋の1つ!
外旋6筋は深層筋(インナーマッスル)で骨盤~股関節を繋ぎ安定させてくれる大事な筋肉なんです!
院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師
コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー
身体に優しい施術を心がけています。
成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。
最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。
地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!