肩後方の痛みをとる場所”QLSスペース”とは・・・
こんにちは。
今回は肩後方の痛みをとる場所”QLSスペース”のお話を簡単に致します。
QLSスペースとは・・・
Qaudri Latelal Space(クアドリラテラルスペース)=四辺形間隙症候群と言います。
小円筋・上腕三頭筋・大円筋・上腕骨外科頸で囲まれたスペースで腋窩神経と後上腕回旋動静脈が通る場所です。
特に野球でボールを投げる動作(投球、送球)肩外転位で内旋・外旋を繰り返すことで肩の後方(クアドリラテラルスペース)が硬くなり腋窩神経・血管が絞扼されることで三角筋筋力障害がみられ、症状として疼痛や知覚障害がでます。
野球選手では「投球時に肩の外側が痛い」、「腕がしびれるような感覚がある」と訴えることが多いです。
-——当院の治療戦略——-
筋肉専用ローラーによる究極の筋膜リリース
クアドリラテラルスペースにある筋肉「小円筋・上腕三頭筋・大円筋」を筋膜リリースをしてほぐしていきます!
筋肉専用ローラーは一定圧を硬い筋肉の部分にかけなめすように筋膜リリースします。
押す・揉むより時短で筋肉を揉み返しなくほぐせて神経の絞扼を取り除きます。
痛み・神経痛にレーザー治療
痛みの除痛、神経の働きを戻すには低出力(半導体)レーザー治療がとても優れています!
当院のレーザー治療器は無痛です!
また60秒間連続照射できることで他のレーザー治療器より優れています。
腋窩神経の絞扼部分にピンポイントで照射します!
超音波マイクロマッサージ
1秒間に100万回~300万回のマッサージ効果がありクアドリラテラルスペース浅層筋~深層筋までの硬い部分を緩和させます
超音波は機械の設定と当て方が命です。
研究と経験の積み上げた方法で行っております!
肩関節矯
・肩のアライメント(関節位置)を良くする
アライメントを良くすることで痛みの軽減、可動域拡大、筋出力(力が入りやすくなる)が高まります。
・上腕骨と肩甲骨で作られる関節=肩甲上腕関節
・胸郭と肩甲骨で作られる関節=肩甲胸郭関節
この関節をしなやかに大きく・力強く動かせることでクアドリラテラルスペースの硬化を防ぐことにもなりケガ予防、パフォーマンスアップに繋がります!!
自宅でのストレッチも大事!
硬くなった筋肉は残念ながらすぐには柔らかくなりません。
特に肩関節は筋肉だけではなく関節包(かんせつほう)という肩関節を包んでいる組織が癒着(ゆちゃく)するように硬くなっている場合もあるので
毎日習慣づけて行うことをオススメします!
下記のストレッチを1項目20秒~30秒1セットから始めてみて下さい。
院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師
コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー
身体に優しい施術を心がけています。
成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。