回復力を高める!肉離れ治療!
こんにちは。
今回は肉離れについて簡単にお話をさせていただきます。
肉離れは自らの筋力によって筋が過伸展されて発症するものです。
<原因>
ダッシュやストップ、ジャンプからの着地などのタイミングで多発します。
筋肉疲労、拮抗筋(きっこうきん=表と裏の筋肉のアンバランス)加齢、ウォーミングアップ不足が原因になります。
<肉離れ多い場所>
上から順番に多い部位
・ハムストリングスが多く筋肉と腱の移行部(筋腱移行部)に起こります)
※赤丸が筋腱移行部
・大腿四頭筋(だいたいしとうきん)(太もも前の筋肉)
・ふくらはぎ(内側に多い)
・内転筋(ないてんきん)(太もも内側の筋肉)
<症状>
・断裂部位の疼痛
・歩行時痛(歩行困難なことが多い)
・腫脹
・皮下出血
・断裂部の凹み
1度(軽症)
歩行が可能。
ストレッチ痛、患部の圧痛(押すと痛い)
競技復帰までは1~2週間
2度(中等度)
部分断裂
一般的に安静・固定が基本と言われています。
患部の痛みが軽減状況を診ながらストレッチ、トレーニングを行う。
競技復帰までは4~6週間と言われています。
3度(重傷)
完全断裂
手術を要することもある。
重症度チェック
※ハムストリングスと大腿四頭筋は人にやってもらうチェック
ふくらはぎはセルフチェックでできる
ハムストリングス
軽度(70°~)
中等度(70°~30°)
重度(~30°)
大腿四頭筋(だいたいしとうきん=太もも前)
軽度(90°~)
中等度(90°~45°)
重度(~45°)
腓腹筋(ひふくきん=ふくらはぎ)
軽度:ストレッチ痛が軽い
中等度:ひざを曲げていればストレッチ痛は軽い
重度:ひざを曲げてもストレッチで痛む、つま先立ち不可
<治療>
・RICES処置
受傷直後48時間以内は炎症期であるため患部周辺組織への二次的損傷を防ぐために冷却による抗炎症対策が重要!
<整形外科治療>
貼り薬、痛み止め、安静、リハビリが中心
<当院の治療>
患部の状況を診ながら積極的保存療法!
1:痛みの除痛(じょつう)治癒(ちゆ)促進にマイクロカレント療法(微弱電量)
患部に細胞レベルの微弱電流を流して痛みの除痛と治癒促進を目的に行います。
受傷後早く行うことで痛みの軽減が早くなり腫れも引きやすくなります。
2:痛みに即効性レーザー治療
受傷直後から痛みが強い場合は、除痛(じょつう)を目的にレーザーを当てます。
レーザーは痛みの軽減に優れているのと炎症を軽減させる作用もあるので痛みを短期で取り除くことが期待できます。
※当院のレーザーは無痛なので痛みをともなうことはありません。
3:患部の筋繊維の回復を早める筋肉専用ローラー!
筋肉専用ローラーは一定圧でなめすように筋繊維を整えることで筋肉の修復が驚くほど早くなります。
患部、患部周囲にローラーをかけることで筋繊維の回復過程で筋肉が硬化(硬くなる)ことを予防できます。
※肉離れの損傷が大きい場合に何もしないで安静だけだと患部の筋肉が硬い状態になり瘢痕組織(はんこんそしき)になり運動時につっぱり感が残るようになります。
筋肉が伸びづらくなるため再発のリスクもあります。
3:超音波マイクロ治療
1秒間に100万回~300万回のマイクロマッサージを行うことで浅い部分、深い部分の損傷部位の回復を早めます!
当院では特に痛みはなくなったけどケガする前よりも患部の筋肉が硬くなってしまいつっぱり感がある場合に使用することが多いです。
他の医療機関でも超音波治療をやっているようですがセルフで行わせているところもあるようです。
超音波は患部に当てる機械の設定(出力)と筋肉に対しての当て方が命です!
患部の状況を見極めながら行わせていただきます。
院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)
<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師
コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー
身体に優しい施術を心がけています。
成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。
千葉県市川市北方2-34-10
TEL 047-332-5821
本八幡,下総中山,船橋法典、鬼越駅近く。