高齢者から思春期にも多い!腰痛を引き起こす”スウェイバック姿勢”とは・・・
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高齢者から思春期にも多い!腰痛を引き起こす”スウェイバック姿勢”とは・・・

こんにちは。
今回は大まかに6種類ある姿勢「スウェイバック姿勢」について簡単にお話させていただきます。
「スウェイバック姿勢」は高齢者に多く慢性腰痛の「脊柱管狭窄症」の方に多い姿勢でもあります。
※脊柱管狭窄症について詳しくはコチラをクリック!
しかし現在は高齢者に限らず思春期の「3人に1人」がスウェイバック姿勢というデータも出ています。

スウェイバック姿勢とは・・・
通常の姿勢と比べて
・胸椎後弯角の増加

・骨盤前傾角の減少

・体幹の後方傾斜

のことを言います。
もっと分かりやすく言うと
上体は後方変位
骨盤の前方変位
している状態です。


スウェイバック姿勢の特徴
多裂筋(たれつきん)や腹横筋(ふくおうきん)の腰椎を安定させてくれるインナーマッスル(深層筋)を収縮を使用しないのが特徴です。
多裂筋と腹横筋は腰椎を安定させてくれるコルセットの役割をしてくれる筋肉の為、ここが働きにくいとぎっくり腰や慢性腰痛のリスクが高まります。
※下記イラストは腰痛コルセット

※若い方もスウェイバック姿勢だとコルセット筋(多裂筋、腹横筋)が働きにくくなっているため腰痛を発症しやすくなります。
スウェイバック姿勢は骨盤が後傾位になる為、椎間板(クッション)にかかる圧力負荷が高まるため椎間板ヘルニアのリスクも高まります。

小学生、中学生は骨盤後傾位になると太もも前(大腿四頭筋)は上方に牽引されやすくオスグット病=ひざの痛み(成長痛)のリスクもあります。




・多裂筋と腹横筋が働きにくいと脊柱(背骨)の安定性を靭帯などの伸張性に依存することになり脊柱管狭窄症の「黄色靭帯の肥厚」
関節の変形などにつながっていきます。
※下記のイラストは頚椎(首)をモデル
右側の黄色靭帯が肥厚していて脊髄を圧迫している為、右側に痺れと疼痛を感じるようになります。

スウェイバック姿勢だからと言い上記のようなすぐに黄色靭帯肥厚や変形することはありません。
普段からの姿勢がスウェイバック姿勢になり時間の経過とともに
慢性腰痛から「脊柱管狭窄症」になってしまいます。



当院では不良姿勢解消に4つのポイントを絞って構成した1日30分サーキットストレッチを行っております!



スウェイバック姿勢のように上体の後方変位、骨盤の前方変位が起きることでアライメント(関節位置)異常が
起こり下記の①~④の関節周囲筋肉が硬化を起こします。
ここのストレッチを行い関節周囲の硬化を予防、改善させることがスウェイバック姿勢を解消させるカギとなります!
①股関節

②骨盤

③胸郭(きょうかく)→胸郭は胸骨と肋骨と胸椎の3つをまとめて胸郭と言います。

④肩甲骨

まとめ
・姿勢改善はポイント4つの関節周囲筋を和らげて動きを良くすることでアライメントは徐々に良い位置に修正されていきます!
・関節を安定させるインナーマッスル(深層筋)をストレッチで活性化させて予防、改善に努める
・また姿勢が悪いと筋肉、関節が硬化している為、使われていない筋肉の筋細胞裂がバラバラになっています。
・ストレッチをすることで働きにくくなっている筋肉も働き過ぎている筋肉も働きやすくすることができます!
・ストレッチは筋トレとは違う為、毎日行うことがベストです!!


  • 院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


    <国家資格>
    柔道整復師、鍼灸師

    コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

    身体に優しい施術を心がけています。

    成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。

    最近のライフワークは「健康寿命をの延ばす施術と運動を追求」です。

    地域の魅力ある健康の発信地となれるよう微力な柄に精一杯お手伝いさせていただきます!








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