治療効果のでやすい、でにくい四十肩・五十肩の特徴とは・・・
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治療効果のでやすい、でにくい四十肩・五十肩の特徴とは・・・

こんにちは。

今回は四十肩、五十肩の長期化しやすい特徴について簡単にお話いたします。

四十肩・五十肩とは・・・



肩関節の痛みと運動制限を起こす疾患のことを言います。

肩周囲の炎症を伴うことから肩関節周囲炎とも言われたり、肩が氷のように硬くなることから凍結肩とも言われます。

治療効果のでやすい四十肩・五十肩

筋肉の拘縮肩です

治療効果のでにくい四十肩・五十肩

肩にある靱帯に炎症が起きて関節包が厚くなり、伸びにくくなり癒着(ゆちゃく)したもの。



改善されにくい動作は結滞動作(けったいどうさ)です。

日常生活では「エプロンを結ぶ」「下着の着脱」「背中を掻く」という動作になります。




結滞動作を制限させる組織は5つ・・・

烏口腕筋(うこうわんきん)肩関節の伸展制限の因子




棘下筋(きょくかきん)肩関節の伸展・内旋制限の因子




小円筋(しょうえんきん)肩関節の内旋制限の因子




烏口上腕靭帯(うこうじょうわんじんたい)肩関節伸展制限の因子


上後方関節包(じょうこうほうかんせつほう)肩関節の内旋制限の因子


当院では治療では”棘下筋と上後方関節包”の2つは特にポイントだと考えています!


理由


①棘下筋は肩の伸展・内旋2つの制限を受けるため。

②関節包が肥厚して癒着するため。

       ——-当院の治療戦略——–

第一に肩甲骨と胸郭の動きを戻す施術を優先させます。




胸郭(きょうかく)

※胸郭とは胸椎・胸骨・肋骨の3つのことを言います。




硬くなっている肩甲骨周囲の筋肉をほぐす!

筋肉専用ローラー

マッサージや指圧と違い点で押すのではなく筋肉に対して面でローラーで一定圧を与えることで硬くなっている筋肉をみるみるほぐします!
揉み返しもなく時短になります。



肩甲骨と胸郭の動きを取り戻す矯正

痛みのでない範囲から徐々に戻していきます。

肩は連動性が大事です。


腕だけで動くのではなく、上腕骨と肩甲骨、胸郭と肩甲骨が連動して動くことで”大きく・速く・力強く”動かせるのです。






四十肩・五十肩は①疼痛期(とうつうき)②拘縮期(こうしゅくき)③回復期(かいふくき)3段階に分かれていて、整形外科でも8ヶ月~1年以上かかるとも言われています。

大事なのはいかに早い段階で適切な施術を開始するかです!!

湿布や痛み止め疼痛期には必要なときもあります。しかしお薬のみでは動きは改善されません。


当院では積極的治療を行っているので早い時期に来られた方は1ヶ月~3ヶ月平均で改善される方が多いです。

是非一度お越し下さい!



院長 善林 伸介(ぜんばやし しんすけ)


<国家資格>
柔道整復師、鍼灸師

コンディショニングトレーナー、メディカルトレーナー

身体に優しい施術を心がけています。

成長期の学生のケガをしない、させない為のトレーナー活動に従事。






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